朝から急に下血したという中高年女性が外来に来て、出血のパターンから大腸憩室出血とふんだ。点滴をして大腸の洗浄前処置を指示し昼過ぎに大腸内視鏡に臨んだ。下血が続いているというから出血源発見の期待がかかる。凝血がいっぱい付着している管腔を押し進めると上行結腸にまで血が付いていることからこの部位が出血腸管とわかった。さらに憩室を確認していくと・・べっとりと血が付着した憩室が見つかり、「お、たぶんここ(出血源)」この瞬間はうれしい。敵陣発見!これがないといつまでも憩室出血に悩まされるんだ。
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出血源憩室に血糊がべっとり付着している |
クリップを掛け、それで止まってくれればいいがうまく止められないことも多い。その次には得意のゴムバンド結紮法だ。今回もこれでうまくいった。この患者さんはすぐにうちの病院に来てくれたのが良かった。何日か逡巡していると血が止まって凝血もなくなり出血源が分かりづらくなることが多いんだ。下血を見たらすぐに病院に行くべし!ぜひこれを覚えておいてほしい。
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クリップごとゴムバンドで結紮する。これで完璧に止血できる。 |
夜は1ヶ月ぶりにボウリング練習に行った。むろん一人で。6階に通され、4ゲーム練習したが、この階は客は最後まで私一人だけだった。私の他はバイトのスタッフが3人も背後にいてこんなんでバイト代が出るんかいって他人事ながら心配になった。
今回から両手投げではなく昔ながらのオーソドックスなスタイルに戻した2ヶ月投げてみて両手投げでこれまで以上の成果を出すにはまだ相当時間がかかると分かったからでもある。もう30年間身についた動きは変えるのは難しい代わりにそうそう衰えることもなく170、181、182とスコアを伸ばし、最終ゲームはぜひ200アップをと狙ったが190に終わった。でも前半はあった10ピンミスなどなくなりノーミスゲームにすることが出来た。ストレスたくさん出すがミスも多いスコアよりずっと難しい。↓のスコアシートを見てほしい。
2ゲーム目はストライクを8回も出しているのにスプリットミスなどで180に終わったの(黄印)に対し、4ゲーム目は3回しかストライクはないが後は全部スペアで190と半分以下のストライクで結果(ピンク印)は上回っている。ボウリングではいかにスペアが重要かがよく分かるだろう。
いやー、それにしても暑くなった。汗が出てマスクが非常に邪魔だった。早くマスクなしで投げたいわ〜。
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