またコロナワクチンの話題だが、ワクチン反対派が12歳以上の子どもへのワクチン接種を進めようとしている自治体に抗議の電話などをして妨害しているという。報道によると「ワクチンのリスクを過度に警戒する人たちがインターネット交流サイト(SNS)で呼び掛け、集団で電話しているとみられ、中には脅迫めいた内容も。対応に追われ業務が滞る役場も多く、担当者は「接種は強制ではないのに」と頭を抱える。」のだそうだ。さらに「京都府内のある町では希望した12歳が接種を受けたところ、町外から抗議電話が殺到。「10代は死亡事例がないのに」「ワクチンの危険性を認識しているのか」といった内容のほか、「人殺し」「殺すぞ」とののしるものもあり、町は警察に相談した。高校生への優先接種方針を示した北海道や愛知県の自治体にも、同様の電話やメールが相次いだ。他にも小中学生に集団接種を行うと表明した岡山県の市など、抗議対象は全国に広がりつつある。SNS上では、ワクチンに懐疑的な人同士がつながり、自治体への抗議を呼び掛けている。フェイスブック上で反対運動を展開するグループには14日時点で800人超が参加。抗議する自治体名や電話番号が共有され、参加者は「子供たちのためなら頑張れる」「県内の人のふりをして、所構わず抗議しましょう」などと投稿していた。」
頭にきた!
なにが「10代は死亡事例がないのに」だ!子どもはコロナにやや罹りにくいということはあっても罹れば様々な症状が出る。さらに学校教育の現場はクラスターが発生しやすい。私の勤務する姶良市地区でも学校の先生やクラブ活動などで罹った人がいて、そうなると大勢の生徒らが青雲会病院にPCR検査を受けにこざるを得なくなった。だからこそ姶良市長は集団接種をしようとしている。それを聞いて私など素晴らしい決断だと思った。やるじゃないか湯元市長って。コロナ対策は基本的には国より各自治体の権限がメインなのだ。国は大まかな方針を立てるだけだ。集団接種といっても強制ではないのに、この反対派の連中によってやりにくくなりそうだ。まったく迷惑な連中だ。
記事では「早稲田大の田中幹人教授(科学技術社会論)は、副作用を警戒する人たちがSNS上で同じ意見の人の投稿ばかりを目にするうち、極端な反ワクチンの考えに陥っていくケースがあると指摘。「コロナ禍による社会不安やストレスもこうした考えが広まる背景にある。一方的に否定しても逆効果なので、不安を丁寧に聞き取りながら、正確な情報の発信を積み重ねていくしかない」と語った。」とまとめていた。かなり良識的なまとめだ。書き方は丁寧だが、ワクチン反対派は間違っている、極論に陥って誤った行動を起こしているということだ。そしてなぜそのような間違った考え方になるのかまで解説してくれている。
確かに「正確な情報の発信を積み重ねていくしかない」というのは分かるが、もっと国や自治体は積極的に反対派の意見が間違っていることを主張しないと「子宮頸がんワクチン」のようにとんでもない事態になるかもしれない。何度も指摘しているように日本は世界の中で子宮頸がんワクチン接種を行っていない実質唯一の国なのだ。そのために毎年2800人ほどの女性が亡くなっている。ワクチン反対派にビビった行政やマスゴミのせいでもある。
私はワクチン反対派のネット上での意見も確認したが事実誤認や思い込みが多い。しかしさも科学的に正しいような事実も書いたりしている。それは一般の人だけでなく医師などにもそういった人がいるのだ。自然でないものを体に入れるのは良くないと思っていることが多く、ベースに国などへの不信感を持っている人たちが多い気がする。あの髙橋洋一教授が自身のYouTubeでその辺を分かりやすく的確に指摘していた。その中で「ワクチン反対派は子宮頸がんワクチン問題で味を占めた」と言っている。今度の子どもへのコロナワクチン接種妨害もその流れとみることができる。私のブログよりずっと分かりやすいかも。ぜひご覧になって欲しい→。https://www.youtube.com/watch?v=FEGa8e6JIq4
教授はワクチン反対派を「反ワクチン活動派」と呼び、非社会的な活動をしていると断じている。要するにテロを行う過激派やオウム真理教と同じなのだ。教授はデータを示しているので実に納得できる。さらに「反科学」「似非科学」を信じる人たちが反対派になりやすいし、理屈ではなく感情で判断する傾向があるとも言っている。あはー、それらも私はブログで批判してきた。最後に本日の主張を言っておこう。
「反ワクチン活動派」、こいつらを信じてはいけない。
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