カールとひょんなことから沖縄のヨーコバーバの家が話題に上った。ヨーコバーバが豊見城の家を売って那覇市内中心街に鉄筋コンクリートの新築したのは「12、3年前ではないか」と言う私に、彼女は「いや、15年、それ以上前だと思う」と言い張る。どちらも確信が持てず、ならば沖縄に行った際の写真を見てみようとハードディスク内にある古い写真を調べてみた。2008年3月に行った時には新築されていた。それ以前の写真となるといつ行ったか覚えていないしチト面倒だ。そうだ、こてる日記に書いていないかな?
そう思ってまずは2008年3月27日の日記タイトル「高速、空港、モノレール」を見てみた。この日、私は沖縄に出発したのだった。すると、本来の目的をはずれ、そこに書かれているネタが面白くてカールに話した。その部分を抜粋してみよう。
朝、姶良インター手前の高速が渋滞になっていた。おそらく事故でもあったのだろう。ここは下りになっていてスリップ事故がよく起きる。ダラダラ運転しているとパトカーや事故車両が見えた。現場に近づくとフロントがグチャッとなったマーチが進行方向とは逆を向いていた。ほかにミニワゴン車があり事故当事者たちが困った様子で携帯で関係者に連絡をしているところだった。その様子を私はデジカメでパチリ。こんなシャッターチャンス滅多にない。病院では鹿児島市内組のDrたちの間でこの事故が話題になっていた。なかでも歯科口腔外科の山守Drの「肉片が落ちてたのに気付きました?」にはインパクトがあった。「肉片ですか」「ええ」「いやぁー気付きませんでした」「パトカーより手前のところです」「へー」そんなにひどい事故には見えなかったが・・。これを聞いた3階病棟のマチルダ師長は「え、救急車でうちには運ばれて・・ませんよね」と不安顔。ここまで話したらカールのお顔がこわばるのが分かった。無理もない。私ですら「肉片」と聞き、頭の中で手足がもぎれた悲惨な光景が頭に浮かんだ。で、その肉片がどうしたのか、続きはこてる日記でどうぞ。
そこで山守Drが言うことにゃ、「それでよーくその肉片を見ると毛皮のようなんです。あれはきっと動物です。タヌキでも引いて慌てて事故ったんですかね」
あんた、早よそれを言わんかい。
これがその日の日記のだいたい1/3で、この後は家族に遅れて沖縄に向かい、着いてからの話題を書いていた。当時は写真を簡単に載せられなくて今回初めて事故の写真を載せてみた。
山守Drは最初からみんなを驚かそうとあんな物言いをいたのかなと思った。それで今日、病院でこの一件を覚えているか尋ねてみた。すると「交通事故ですか、12年も前の?」と当然覚えていなかったので上のエピソードを話してみた。すると、「え、全然覚えていません。そんな話を私がしたんですか?ウソでしょ」と記憶のかけらにもないようだ。ちょっとは覚えていそうなものだが、人の記憶って案外そんなものかも。まあ、私ですらこのエピソードは全く覚えていなかった。私が日記に書き、写真に撮らなければきっと埋もれていたね。個人的にはその日の夜の沖縄の話題も面白かったがそれは割愛。たまには日記も読み返すと面白いネ。
(ヨーコバーバの新築だが、こてる日記を読み返すと前年の2007年には出来ていることが分かった。だいたいカールと私の記憶の間くらいに出来たようだ。この件はいずれヨーコバーバ本人に確かめよう)
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