夕方、初老女性の出身が終えた直後に携帯が鳴った。サブアラドDrからでもう仕事を終えて帰ろうかというところだった。「そいでさ、昼休みに天鳳でヘマをして・・」といつもの雀談が始まり、まあ、私がまだ仕事残りということで早めに話は切り上がり最後は「・・てなことで『シモタビラ』ってことよ」で締めくくった。「シモタビラ」は鹿児島ではよく使われる地口言葉のようなもので、これは「ちょっとしまった」を鹿児島弁で「ちょっ、しもた」と言うが、名字の「下田平=シモタビラ」に引っかけているのだ。私たちの麻雀の場ではしょっちゅう使われ、かれこれ30年近くなる。その応用で「打牌を間違った」を「間違えた→まちごうた→ちごたびら」とわざわざシモタビラに近づけて言う輩もおり(私のこと)、シモタビラはなかなかに強力な言葉だ。
ふう、ちょっと余計な時間を使ってしまったな、とカルテを見ると・・な、なんとさっき診た患者さんは「下田平○○子」さんだった。びっくり。恐るべきはシモタビラ、あんたは強い。
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