今朝一番目の胃カメラはこの前ヨロンネタで登場したN社MRのおおしたそう君だった。会社の健康診断でピロリ菌陽性が出て除菌療法を受けたいとのことで以前相談があった。即OKと言いたいところだが保険の決まりで内視鏡を受けるのが必須で、癌などなく萎縮性胃炎か潰瘍などあれば除菌療法出来るのだ。おおしたそう君は胃カメラが初めてということでかなり緊張していた。
「はいはい、大丈夫だからねー、おじさんに任せれば痛くはないんだよー、ハイッ今から入れるよー」一言一句この通りではないがこんな感じで私はそおっと経鼻内視鏡を入れていった。彼は「うっ」とこらえながらも内視鏡を受け入れた。5、6分ほどの我慢だ。内視鏡所見はヒダの腫大、蛇行、粘液付着、びまん性発赤など典型的な萎縮性胃炎で、ピロリ菌陽性というからにはこれは予想通りの所見だった。
終わってピロリ除菌の処方を出す段になり、業界関係者なので何かしがらみがあるやもしれず、「除菌治療パックが居丈だ(ランサップ)と衛材(ラベキュア)の2種類あるがどっちにする?」と本人に選ばせた。すると「居丈だで」とのこと。ふーん、N社は外資系ゆえにどっちでもいいと答えるのかと思ったがそうなのか。理由は聞かずランサップを処方し無事終了した。除菌失敗が4人1人ほどいるのでそうならずうまくいったらいいね。またよろしくナー。
0 件のコメント:
コメントを投稿