2014年12月6日土曜日

隠れ家的お店

大学医学部同窓生の寝たろうDrが鹿屋から鹿児島に来るとのことで久々に会食をした。彼が泊まるホテルに迎えに行き港大通り公園のイルミネーションを見ながら歩いて料理屋「ストレート」に向かった。ここは去年青雲内視鏡室の忘年会をした店だ。ブックリバーDrに鹿児島港界隈でいい店ないかと相談したら予約まで取ってくれていた。この店はごく普通の町中にひっそりとあり確かこの辺とうろつくも見つからない。寝太郎君がスマホの地図で入力するとやはりこのあたりと記されている。ようやく探して入ると大将一人、直前に子連れの夫婦が出ていって客は我々だけの貸し切りだった。聞けば以前は天文館で人も雇い流行っている店をしていたがその生活に疲れ将来も見越して自分ペースで仕事が出来る店を数年前に開いたのだという。収支もほとんど差がないとのことだからなるほどと思った。寝太郎君も以前は系列病院で働いていて鹿屋で小児科を開業して10年は経つのかな。薬を出すだけの治療でなく自然治癒力を見守るような生長の仕方を支援したいと頑張っている。お互い自分の城を持つ身として共感するところがあったようだ。寝太郎君が「ふるふるしましょ」とスマホを振り始め、何事かと思った。お互いに振ることで連絡が取り合えるサービスらしく大将も戸惑っていたな。

大将は我々より一世代若く子どもも4人。小児科の世話にもなっていてそこのDrも客で寝太郎Drとも知り合いだった。聞いていてずっと男性医師と思っていたがそれは私の勘違いで女性医師だったよ。なんだか昔の頭の体操シリーズの問題をこっそり思い出した。ある外科医が実は女性なのに読者の男性と思い込む意識を利用した問題だった。私も引っかかってしまったな。

大将が言うには「開業しているお医者さんもそれぞれで税務対策をしっかりしている人もいれば無頓着な人もいる」とのこと。そうかもし自分が開業していたらきっと後者だな。どうもお金関係は弱い。

そうそう、料理はブックリバーDrが推薦するだけあってしっかりしたものだった。私はカールを今度連れてきたいと思った。子どももみんな巣立とうとしてこんな店に来る機会もあるだろう。寝太郎君のおかげだな。また会おうぜ!

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