2023年10月9日月曜日

日本スポーツの世界一をまた見るために

昨日は当直があり、15時半と少し早めに病院に行ったのは大腸内視鏡をしなくてはならなかったからだ。

このところ1週間で大腸憩室出血患者が4人も入院して、そのうち2人は土曜日までに退院させたが、残った2人のうち1人が再下血して緊急大腸内視鏡をする羽目になった。約2時間、出血源とおぼしき上行結腸と横行結腸を何度も何度も行き来し観察したが、ついぞ出血源は発見出来なかった。結局、そのまま絶食点滴と安静で対処するしかなかった。はぁ〜。結局4人とも出血源憩室は分からずじまい。全国的にも発見率は2、3割とはいえ、私は粘りの内視鏡で5割近くの発見率を自負していたのだが今回は本当に参った。

終わって右背部痛がひどく湿布を張りたかったが、何せ手の届きにくい部位でそのまま我慢してソファに横たわった。そしてラグビーワールドカップの日本対アルゼンチンとバレーボールの日本対アメリカをチャンネルを変えつつ交互に観戦した。結果はどちらも善戦空しく敗れてしまった。ラグビーは力負け。バレーは一時セット2対1とリードしながらアメリカの地力に及ばなかった。ただ、日本のスポーツは正常進化というか着実に強くなって来ている。私たちが子ども時代、オリンピックなどでメダルを取れるのは個人競技ばっかしで、チームスポーツではせいぜいバレーくらいだった。それが今や花形チームスポーツのバスケットボールやサッカーも世界レベルになりつつある。野球は何度も世界一になった。バレーも男女とも世界一は経験したことがあり、次はやはりサッカーかラグビーがそうなって欲しい。バスケは身長の壁が・・。

ただ進化しているとはいえ、私が目の黒いうちにそれは可能かどうか・・。日本スポーツの世界一をまた見たい。そのためにもやはり長生きをしたいと思いつつ寝入ってしまったのだった。

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