スポーツは鹿児島では近々国体があり地元では地味に盛り上がっているが、世間ではラグビーワールドカップとプロ野球終盤、そしてアジア大会が真っ盛りだ。
アジア大会では朝鮮人が相変わらず話題を提供してくれている。男子サッカーでは北朝鮮が対日本戦でラフプレーのあげく試合終了後も審判に詰め寄って殴りかからんんばかりだった。韓国も格闘技の試合後、結果に納得いかず、お得意(?)の座り込み抗議をするなどもあった。日本では結果を出すまでの過程が大事の精神も尊重されるが、結果が全ての彼の国では威嚇や座り込みしてでも勝てばいいの精神なんだ。
そんな中でも男子3000メートル・ローラースケート・リレー決勝の結果は大きな話題になっている。最後の1周までトップを走っていた韓国チームは、最終走者チョン・チョルウォン選手がゴール手前で勝利を確信。余裕でスピードを緩めながら「万歳!」と叫び、両腕を大きく突き上げてゴールした。だが、猛追してきた台湾のファン・ユーリン選手に最後の最後で抜かれてしまったのだ。それでも勝利を疑わない韓国チームは太極旗(韓国の国旗)を手にウイニングラン。しかし、電光掲示板に表示された公式記録を見て愕然とし、青ざめた表情で言葉を失い、その後は涙しながら競技場を去った。公式記録は、最後まであきらめなかった台湾が4分5秒692。韓国を0.01秒差、ほんの数cm差で破った。↓がその証拠写真。こんな明白な証拠があっては抗議に及ぶことも敵わず涙にくれたそうだ。そして、単に金が銀になっただけでは済まないのが韓国の実情だ。実は兵役義務を終えていない選手がアジア競技大会で金メダルを獲得すると、兵役法施行令に基づき芸術体育要員に分類され、4週間の基礎軍事訓練と544時間の体育分野奉仕活動で代替服務とみなされ、兵役が免除される。そのため、個人戦で金メダルを獲得していないチョン・チョルウォンとチェ・インホは、チョンの「油断」による0.01秒差で、兵役特例まで逃すことになった。そればかりではない。韓国には生涯スポーツ年金なるものがあり、主要大会で好成績を収めるとポイントが加算され一定ポイントを越えると生涯年金が保証される。それも失ったことになるのだ。
もうほんとに踏んだり蹴ったり、いや、勝負のあの時、死ぬ気で蹴って踏めば良かったのだ。韓国内でも勝負ははっきり決着が付くまで油断してはならないという貴重な教訓になったという真っ当な意見も出ている。そう、確かに。スポーツ選手のみならず多くの勝負事、勉強、仕事などチョン・チョルウォン選手は全人類に貴重な教訓を残してくれた。もしかして兵役や年金より彼にとって貴重な財産になるかもしれない。これだけの話題を人に語るななどすれば・・うん、人生の逆転のチャンスはまだ残っているぞ、チョルウォン!
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