私の新人教育

今日は昼の15時から新人教育の講話が予定されていた。これは今年から所属長クラスの職員やDrが新人職員に対し教育をしていくという試みだ。今までもあったのだが規模も期間も倍以上になり約1ヶ月ほども費やすそうだ。私や私以外も初めてこの担当を受け持つという職員が多い。内視鏡室の茶の里Nsも「内視鏡室前処置や検査の流れ」というタイトルで1時間の担当を指名されていて「スライド枚数が40枚を超えちゃった」とかぼやいていた。私には特に指定の内容はなく「何でもよろしいので」とは有り難くもあり少し悩ましくもあった。

朝礼に使ったスライドをまた使い回そう・・と作り始めたのが昨夜からで、そんなイージーな作成法でも意外に時間がかかり、今日の午前の段階で半分も出来上がっていなかった。で、昼休みに集中して過去の朝礼スライドをコピー＆ペーストしまくった。出来上がったのが開始5分ほど前。はあ〜。でもトイレ行きたい。結局1分ほど開始が遅れ、この日程担当のリハの市葉旗部長が大会議室から心配そうに出てきて、入ろうとする私と「バッタリ」だった。

まずは自己紹介から始まり・・と書いたが、実は私の新人教育講話、自己紹介が半分を占めていたのだ。朝礼でも自分の人生の節目節目をネタにしていてそれらを使い、「医者になろうとしていなかった自分が中年になってようやく自分の仕事と向き合えるようなったワケ」「なぜに公立ではなく私立の企業（私の場合は病院）で働こうと思ったのか」などを語った。中盤は「内視鏡の仕事とは」でこれは簡単に済ませ、後半は職場での受け答えで大事なこと、間違いやすい医療用語の話などこれらすべて朝礼ネタからのパクリだった。ラストは自分の趣味（偏愛マップ）を語り、ボウリングパーフェクトの動画で締めくくるというそれって自慢話？という内容だった。

いやはや、トータル50分、大急ぎで作った割にはスライドの作りはまずまずでそこはさすが使い回しゆえだった。でもパーフェクトのビデオ、一番の見所の10フレ2投目が途中で切れていていて失敗だった。実は7年前の朝礼ではそこを2枚に分けて見せたんだった。その前半部分しかコピーしていなかったわ。あちゃー。

ともかくも無事に終わり、医局に帰るとどっと疲れ、しばらくは何もできなかった。これでもし来年も頼まれたら・・あは、そうや今回のを使い回せばいいと、またまた安易な方向に流れる私であった。やれやれ。