2022年3月23日水曜日

大島高校に必要なもの

昼休みにセンバツ高校野球の鹿児島の大島対明秀日立の試合を見ていた。大島の大野稼頭央投手はやや球が上ずりながらもいい球を投げていた。なるほど、地方大会を勝ち上がって来ただけのことはあるなと思えた。1アウト満塁時のスクイズもトス送球でアウトにし2死、ここをしのげれば今度は大島にもチャンスがーと思ったら四球で1点献上だよ。まずいと思ってたらすぐに外野が普通のフライを目測誤ってポトン、さらに2点献上で3ー0になった時点で「これは負けだな」と思わざるを得なかった。

鹿児島、特に奄美地域ではかなりの盛り上がりで夕方のローカルニュースを見てもその様子がこれでもかと出ていた。その後も外野のミスで相手に加点され、大差になっても「まだ逆転できるーっ」と諦めきれない発言もあったが、さすがに空元気だろう。地方のさらに離島でのハンディがあんなイージーミスを引き起こしたと思われる。大島は後半は相手を0点に抑えたし、実力的には1勝くらいは出来ると感じさてくれたが、甲子園で今後勝っていくにはまだ場数が必要だろう。

今年のセンバツ特集号雑誌でも大島は一番記事内容が多く、大注目だった。少なくとも実力で甲子園にやってきたのは本当にえらかった。できれば夏も再登場してくれたらと思う。負けはしたが応援したくなるチームだったよ。

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