「ウマ娘」?なんですかそれ。
いや聞いたことはある。1月だったか、麻雀している時に見せたまえDrが知っていて「少女が競走馬のように競走するんだよ」と言っていた。いや、そう言われてもピンとこない。アニメ画像なのは分かるがそもそもどんな話で何をするのかすらよく分からない。↓の絵柄を見てパッと理解できるオジサンはそうそういないだろう。外来のチュンジョー君は「ぼく、知っていますよ。アニメ見てハマって今じゃ競馬にも興味あります」と言う。ほう、これら少女は競走馬といっしょと考えていいのか。で、論より証拠でチュンジョー君お勧めのアニメシーズン2をネットでチラ見してみた。
いきなり、可愛い女の子の名前が「シンボリルドルフ」って名乗る。そこに少し幼い子が来て「自分もチャンピオンになりたい」てなことを言う。「名前は?」と聞かれ「トウカイテイオーです」と言うからぶったまげた。どうもこのシーズン2の主人公の一人がトウカイテイオーでもう一人がメジロマックイーンだって。競馬をしない私でも知っていて30年くらい前の有名馬たちだ。でもトウカイテイオーはシンボリルドルフの子どもじゃなかったっけ。出てくるのは少女たちなのでさすがに親子関係は実際のエピソードと一緒というわけにはいかなかったのだろう。↓がトウカイテイオーだって(笑)。
で、「ちゃんとみて下さいよ」と言うチュンジョー君には悪いが、いきなり最終回をチラ見してみた。有馬記念にトウカイテイオーが出馬するのだが周囲の期待は高くないようだった。ていうか1年間レースに出ていない。しかしアニメ声でトウカイテイオーは「走って自分はトップになるんだ」と言いきかしている。そしてレース開始で先行するビワハヤヒデを追いかける。同様に少女の姿をしたウマ娘たちが陸上選手さながら馬場を走り抜ける。馬の擬人化が美少女だなんてなんともすごい。よくこんなの発想出来たね。結果はというとトウカイテイオーが半馬身差でビワハヤヒデを抜いて優勝するんだが、このシーンで観客以下みんな泣いている。1年間の出走ブランク後に出て優勝というのはそれまでなかった(現在でもない)。それをウマ娘トウカイテイオーがやってのけたことに感動しているのだ。
これって1993年の有馬記念でトウカイテイオーが奇跡の復活として記憶されているレースそのままだった。ネットで古いビデオを見直すと、アナウンサーは「トウカイテイオー奇跡の復活を見せました。こんなことがあるんでしょうか」と叫んでいた。骨折で何度かレースを休まざるを得なくなったのに4番人気のテイオーが力強い走りを見せ勝ったそのレースを馬自身(ウマ娘)に語らせながらアニメで上手に表現していた。ふむ、確かに面白さがある。
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