朝早く起きての6時半ごろ、ネットを見ていたらサブアラド五段が天鳳をやっていた。LINEで「朝も早からやっているがっ!」と送ったら「じゃっど」の返事。そしてあっという間にサブアラドはトップを取って今度は電話が掛かってきた。
「今から初打ちをしないか」
ううむ、今日は午前午後が病院日直だがまだ時間はある。そこまで言うなら受けて立とう、と鳳凰民のこてる七段が特上卓に降臨して打つことにした。電話で話をしながらタイミングを合わせ同時に対局申し込みボタンを押す。首尾良く同卓出来ていざ対戦だ。
東1局にサブアラド五段は親マンツモでリードを奪う。私は逆に東2局で上家に親マン放銃しラス目になる。持ち点2100点で下手すりゃドボンでビリ決定すらあった。しかし東3局の下家とのリーチ合戦に勝ち3位浮上し一息ついた。3位のままオーラスになり、これをどうにか切り抜けた。サブアラドは2位。私はラスにならず、サブアラドは私より上回ったことでお互いにまあまあの満足で終わった。まあ、現在二段差あり精神的には私の方が優位だ。早く上がって鳳凰卓で打ちたいねえ、サブアラド五段さん。
正月3日に仕事をするのは久しぶりのような気がする。忙しいかなと思ったけど案外にヒマで医局ソファで寝転びながら箱根駅伝を眺めていた。どこかの常連チームが創価大を捉えるのではと思っていたのに一向にその気配がなくついに10区最終走者にバトンが渡された。3分以上の差があり逆転は難しいかなと思っていたら、外来に呼ばれて入院指示が必要な患者がいた。1時間ほどで終えて医局に戻ったら「優勝した駒澤大の監督にインタビュー」と出ているからびっくりした。同時にせっかくの逆転のいい場面を見られなかった不運を嘆いた。こんな時に自宅にあるようなタイムシフト機能があれば・・とは思うも、それは詮ない話だ。
それで、事前に録画していたNHKの新春特別囲碁対局の仲邑菫(なかむらすみれ)初段と芝野虎丸王座戦を見た。10才で囲碁のプロになり今でも最年少プロの中村菫初段がついこの前まで名人位も持っていた芝野虎丸に挑むというからきっとハンデ戦だろうと思っていたら、全くの平手戦、NHK方式の早碁形式だった。しかし菫初段は結構立派に打っていい勝負に持ち込んでいた。へーと感心したよ。彼女は囲碁強者が集まるネット碁で他のプロともしょっちゅう打っているそうだから上達も早いのだろう。親がプロ棋士という環境を差し引いても昔はこんなに若い(現在11才)子がプロとしてやっていけるケースはほとんどなかった。それには現在のネット環境が大きく寄与していると思う。
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