2021年1月2日土曜日

いつもと違う初詣&年末年始番組あれこれ

1月2日はTVの箱根駅伝を付けっぱなしにしてぼうっと過ごすのが定番だ。今年はなぜだか1区が超スローペースになり創価大とか東京国際大とかがトップを争い、常連の大学が前面に出てこない展開になった。そしてそのまま創価大が突っ走って往路優勝、去年優勝の青学は10位以内にも入れないという意外な結果に終わった。駅伝は個人+連携の競技ゆえに予想もつかないことが起こる。以前は山登りでの驚異的な追い上げ(東洋大の柏原竜二、青学の神野大地ら)が一気にチーム優勝をもたらして驚かされたが、今回は有力校の低迷ぶりに逆にこの競技の面白さが際立ったと思う。

夕方近くなってカールとこれまた恒例の護国神社への初詣に出かけた。「今年は車が少なくて駐車場に簡単に駐められると思うよ」と予測した。というのも、元旦にサブアラドDrから電話があって「照国神社の人出はガラガラだった」と聞いていたからだ。例年は境内内の駐車場ではなく近くの幼稚園に駐めたりと苦労させられる。果たして結果は?

予想通り、神社内の駐車場は誘導員こそいたものの簡単に駐められた。コロナもこの点は良いな。しかしだ。今年は「境内での飲食は禁止です」とあり、いつもの甘酒振る舞いは当然なく、人出はいつもの1/4くらいで初詣らしい賑わいはなく、「マスクの着用」「距離の確保」「控えめな会話」などの幕も張られているほどだった。おかしかったのは狛犬までマスクをしていたことだ。

ずっと後年になればこの写真は2020&2021年を異常さを象徴するものになるかもね。

夜は紅白をTVで流しネットしながら過ごした。今年は紅白録画を止めた。しなくてもタイムシフト録画され正月三が日の間にテキトーに見ればいいし、過去4、5時間分を録画していても時期が過ぎれば一切見ることなく放置していたからもういっかって。ハードディスクもいっぱいいっぱいになっているしー。紅白に限らず最近の歌にあまり共鳴できないってのもある。黒沢年雄が自身のブログで紅白批判をしていたとネットに出ていた。

紅白について「年末の紅白歌合戦は理解に苦しむ最悪の歌番組だった…僕は」と書きはじめ、「ただ騒ぎ立てふざけて進行する…他の歌番組も同じ構成。それにしても殆んど知らない曲が大ヒット…(すいません…僕の勉強不足)長い歌詞に大声で叫ぶだけで心に伝わってこない…」とつづった。続けて「ヒット曲はその時代を反映し思い出に浸る…郷愁が全く無い…」としたうえで「やり切れない気持ちを持ちながらベッドに入った…時代遅れの自分に自問自答しながら…」と複雑な胸の内を明かしていた。

今年はそんなにふざけた進行ではなかったように思えたが、後半の「長い歌詞に大声で叫ぶだけで心に伝わってこない」は同感だ。なんか感動的なことを歌っているようだが私の心には入ってこないんだ。曲もまったく入ってこない。昭和歌謡の方が印象的で覚えやすくまた歌いたくなる曲が多かった。私が録画放棄したのも当然だった。

正月番組でいえば朝日放送の「格付けチェック」は鉄板の面白さだ。GACKTの連勝記録もだし、うんちく垂れる芸NO人らが豚肉を牛肉と判断したり、さすがプロの管弦楽の音と言ったはいいが高校生の演奏だったりと当人たちは結構大変なんだろうとは思うが、TV桟敷の我々はただ可笑しい。今回はダンスの問題がへーえと思った。世界的なダンスの名手の弟子の方を私は一流なんじゃないかと思ったが、目利きの梅沢富美男や倖田來未はちゃんと師匠の世界一ダンサーを選んでいた。長年その世界にいる人は間違わないんだ。私は見た目の派手な動きに惑わされ間違ってしまった。

後のお笑いやバラエティー番組などもあまり見る気はせず、この1ヶ月は韓ドラも見る気がせず、10分前後のYouTubeチャンネルをあちこち見ては眠りについたのだった。

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