内視鏡室の佳及Nsといずれ始まるコロナウイルスのワクチン接種にが話題になった。「先生はどう思う?」と言われたので「何?打つに決まっているだろう。なんだ打ちたくないの」と聞き返すと「うーん、どうなのかなぁと思って」とやや心配する向きのようだった。
「あほかい。何を心配する必要がある。副反応(接種の場合、副作用とは言わない)がどれくらい出るかって大したことないしショックとか起こすのもすごい低い確率だよ。コロナに掛かって死ぬ確率と比べたら屁でもない数値だよ。アメリカのワクチンは約190万人のうち、21例が重度のアレルギー反応を発症したというんだけど、おい、これってどれくらい低い確率か分かる?例えば東京では9万人くらいコロナに掛かって700人以上も死んでいるんだよ。お前ならどっちを選ぶ?」(ワクチン重症が0.0021%とコロナ死者が0.7%でコロナに掛かる方が300倍以上も危険だと分かる)
佳及Nsは「そんな確率って全然知りもしなかった」と正直に答えた。ただワクチン打って気分が悪くなったり死んだ人もいると聞いてビビっているだけのようだ。中には「ワクチンなんか絶対打たない」と誤った決意をしている人もいるかもしれない。ふむ、ワクチンが絶対に安全だとは言わない。しかしコロナの前では無視できるくらいの頻度でありリスクなのだ。考えれば分かることなのだ。だがワクチンを怖がる人は「考える」ことをしていない。ただ感情で判断している。この手の人は女性に多いこともあり、私はよく「だから頭で考えないで子宮で考えているっていうんだお前は!」と罵倒することさえあった(ねえ〇〇ちゃんNs)。
医療関係者は国の方針で有り難いことに優先的にワクチン接種を早く出来る予定だ。青雲会病院では全員が打つように指導していきたい。無論、腕を掴まえて強制的に打たせることなど出来ない。しかし国難とも言えるこのコロナ禍の中でもっとも制圧出来る可能の高いワクチン接種を打たない理由はまずない。説得してでもワクチン接種を推し進めるつもりだ。
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