2020年1月7日火曜日

タイムスリップしたい

最初に断っておく。本日のエピソードは実際には今日起きたことではない。以前の話題で、今日は特にネタがないので、ようやく書くことが出来た。

その日は朝からカールのスマホの着新音がうるさく「音が大きいな」と私は言った。カールに言わせれば「夕方の帰るコールが聞き取れないと困るので大きくしてしまっている」とのことだ。まあそれなら仕方がない。

その日は仕事も忙しくバタバタしていた。昼休みも取れないほどで、やっと片付き、帰宅、入浴&夕食を終わらせようやくくつろぐことが出来た。床に寝そべり頭をソファの下に付けMacBookProを開きタイムスリップ物の韓ドラを見始めた。

その時だ。カールがつかつかと寄って来て、「みんなメールもたくさんくれて従妹の旦那からも来たというのに、テル君からは何もないし、私のことなどどうでもいいのね」と何かご不満のようだ。うん、何?・・ハッ!!その瞬間、青ざめた。

その日はカールの誕生日だったのだ。なのにすっかり忘れて、プレゼントどころか「誕生日おめでとう」の一言すら言っていなかったのだ。カールも自分からは言わず「もしかするとサプライズでもあるのかなと思っていた」と。あわわ、「いや、誕生日ってのはつい数日前は覚えていたんだ、それで・・」と言いかける「待って。言わないでいいから」と制された。うーん、弁明も許してくれないのか。

寝そべったまま、私は固まってしまって痛切に思った。時間をくれ、せめて一言「誕生日おめでとう」と言いたかった。ああ、半日前、いや1時間前、ううん10分前でもいい、タイムスリップしたかったぁ・・・。

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