首里は龍潭(りゅうたん)の池からチラッと焼け落ちた首里城が見えただけで、特に立ち寄らず、カールの興味のある住宅見学会に寄った。(↓池越しに首里城を眺める若者)
高速は利用せず東側の与那原町から北上しコザ付近を目指した。途中沖縄独特の亀甲墓が並んでいる所もあった。カールも父方はこの手の墓だそうだ。一族が入る墓だから小さな家くらいの規模である。
そのまま国道329号線を上っていくとある交差点で「辺野古へ行こう!」という横断幕があった。なんと無料バスツアーが毎月あるんだそうだ。
ここは確か中城(なかぐすく)の辺りでバスで行くにはまだまだ遠いぞ。私は25年以上前に辺野古のキャンプシュワブ内に入ったことがあるので行く気はしないが・・。今となっては基地内に入るのは至難の技だろう。あの頃までは許可証を持っている人に付いていけば簡単に入れた。基地内のボウリング場でニューボールを買ったのもいい思い出ではある。
昼になって「そろそろお腹も空いたがなかなか食事するところがないな」と店を探すうちにA&W(沖縄ではエンダーと呼ぶ)があって「ここでいいか」ってそれこそ25年ぶりくらいに入った。いかにもアメリカンなハンバーガー店のイメージで確かにそうなのだがメニューも以前とは違って1個400円、600円とか盛りだくさんの中身のものが多くなっていた。私は普通のバーガーにサンドにしたが、カールは「TheA&Wバーガー」という何でもありの630円というのを頼んだ。ビーフにポークにチーズなど「いろんな味が楽しめて意外に美味しい」と。そして飲み物はそれにあのルートビア。私は苦手だ。試しに一口飲ませてもらってうえぇーっとなった。薬品臭のあるコーラって味だ。カールは「昔から飲んでいるから別にー」だって。↓一見コーラ、でも味は別じゃー。
この後、カールが行きたかったという家具店に寄り見物して回った。その中で一つだけ、巨大ぬいぐるみがベッドに寝ていて近くにいた子どもらは家具よりそっちに興味津々だったね。確かに。
ここで2時間ほど過ごして「このあとどーしよーか」とカールが運転しつつ尋ねていたようだけど私は爆睡していた。だって夜明け近くまで韓ドラ見ていたわけだから・・。ヨーコバーバの家の駐車場についてもそのまま1時間ほど寝ていた。カールは呆れていたがそりゃそうだわな。
夕方は近くの魚系居酒屋で食事をした。最初、頼んでもいないのに魚1匹(ぐるくんの揚げ物)が出て来て「これ、頼んでいませんけど」と言うと「ソレハ、お通しデス」と東南アジア系のバイト店員の返事でびっくりした。こんなのがお通しだって初めてダヨ。
店ではTVモニターでBEGINのコンサートの様子を見せていた。「島人ぬ宝」は昨日の居酒屋でも歌われていた。チッチが好きな曲でもある。思えばこんなところも沖縄だよな〜。鹿児島では地元の歌手の歌を披露してくれる店なんてまずないもんね。帰りはすっかり暗くなって鹿児島に着いたのは21時過ぎ。寒い。沖縄では従兄弟連中が「寒いでしょ」と言ってもシャツ一枚で過ごせた。気候がやっぱり違う。そろそろプロ野球のキャンプも始まり、沖縄で9チームがキャンプを行うのも宜なるかなだ。春も近いぜ。
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