聞いていてマラソン好きの走りたいという欲求の強さを感じた。同じく参加した医局の福香さんも「同じ立場なら私もきっと走った」と言う。彼女は週に何回か走らないとモヤモヤするそうでその日のために準備して来たならばなおさらだと。ずっと昔、私の大学の内視鏡室の先輩「その道」Drは毎朝のジョギングが欠かせず、当直の朝も走っていた。ある寒い日の朝、道路が凍結していたのだが走るのを止めなかったところ、すってんころりんして足を骨折してしまった。当然しばらく走れなかったわけだが「それでも走りたいのよねぇ」とその中毒ぶりに驚いたものだ。
それに対してボウリングはどうだ。マラソンなどよりはるかに楽なのに競技人口は漸減傾向が続いている。かく言う私もインフルエンザはもちろんちょっとした風邪でもすぐ休むし、来週朝礼のスピーチがあるからと今週の練習は休みにした。あかんねえ。のめり込むようなことって何かしらのキツさが必要、そしてそれを乗り越える時の快感のようのなもの、ボウリングにはそれが欠けているのかも。
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