2020年1月14日火曜日

マラソンには負ける

今週の朝礼スピーチはシマッチ院長だった。インフルエンザで休んでから初の出勤だ。スピーチのテーマは一昨日の指宿菜の花マラソンで、インフルエンザが治ったばかりの院長は「走れなくてもせめて応援にでも」と行ったそうだが、毎年流れる菜の花のテーマ曲を聴くとやはり走りたいと思い、13年連続参加という記録を途切れさせたくなかったこともあって着替えて参加したそうだ。5kmごとに体調を確認し無理なら諦めるつもりが街道沿いの様々な応援にも元気づけられ、いつもよりずっと遅いながらも完走したという話だった。

聞いていてマラソン好きの走りたいという欲求の強さを感じた。同じく参加した医局の福香さんも「同じ立場なら私もきっと走った」と言う。彼女は週に何回か走らないとモヤモヤするそうでその日のために準備して来たならばなおさらだと。ずっと昔、私の大学の内視鏡室の先輩「その道」Drは毎朝のジョギングが欠かせず、当直の朝も走っていた。ある寒い日の朝、道路が凍結していたのだが走るのを止めなかったところ、すってんころりんして足を骨折してしまった。当然しばらく走れなかったわけだが「それでも走りたいのよねぇ」とその中毒ぶりに驚いたものだ。

それに対してボウリングはどうだ。マラソンなどよりはるかに楽なのに競技人口は漸減傾向が続いている。かく言う私もインフルエンザはもちろんちょっとした風邪でもすぐ休むし、来週朝礼のスピーチがあるからと今週の練習は休みにした。あかんねえ。のめり込むようなことって何かしらのキツさが必要、そしてそれを乗り越える時の快感のようのなもの、ボウリングにはそれが欠けているのかも。

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