2017年12月6日水曜日

シュミーズNsの感激

今、昔の写真を整理している。で、人間ドックのシュミーズNsにたまたま彼女が写っているのを見せたところえらく感激してくれた。
「え、どこが」と見せた私が聞く始末。「私が青雲病院に入ったばかりのころで人生の中で髪を切っていたのはその時だけで、子育てもあって忙しくて写真も撮っていないしとっても貴重なんです」と写真が欲しいと言いだし、それは後で上げるからとなだめ、今度は別の写真を見てさらに感激の度を高めたのだった。「こ、これはー私が入職時の紹介と挨拶をする直前の写真だわー」「隣のええでNsといっしょだったから間違いないわ。ああ、あの時の写真が残っているなんて」とウルウルし出した。(↓手前中央がシュミーズNs。2002/6/3)

へーえ、朝礼で新人さんが紹介されるときは必ず写真を撮っているが、これほど本人を動揺、感激させるくらいのものだったとは驚いた。15年という歳月、それを一瞬にしてよみがえらせたからなんだろう。他人にとっては何でもない写真が当人にはかけがえのないお宝のような力を発揮する。これが1週間前に予告した内容で、今見ても他人の私は首をかしげるくらいの写真に彼女はよほどうれしかったらしく人間ドックのスタッフにこのことを言いふらしていた。

今、NHKBSで火野正平の「日本列島こころ旅」をやっているが、そこに出てくる風景は他人から見たら変哲もないのに本人には忘れられない眺めのようで火野正平がお手紙を読んで初めて視聴者も共感できる。画像、映像パワーは後になればなるほど威力を発揮する。そのために私はせっせと撮り続けているのだろう。

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