私は経営者ではないし船井幸雄(2014年没)の本もまったく読んだことがない。そればかりか、結構スピリチュアルなことを言っている文(波動がどうのこうの)を見かけたことがありその手のものが嫌い(こてる日記ではたびたび触れている)なため敬遠していたほどだ。しかしオカサトシさんの講演を聴いていると、すっごくまともな内容であれまと思った。これから日本は少子高齢化で人手不足に陥るのは明白な事実でそのためにはどう対処するかなど早口かつ明確な語り口であっという間に終わり、時計を見たらぴったし1時間だった。今日はこれを聴けただけでも良かったと思えたほどだった。
しかし会はこれからが本番。食事会のセッティングの間、隣のガレージで待機しに行くと、去年はポルシェがあったのに今年はモーガンが鎮座していた。イギリスの少量生産スポーツカーでクラシカルで非常に品の良いスタイルだ。でもこれ毎日乗って通勤とかよりこんなガレージに飾って置く方がいい感じか。
また元の部屋に戻って食事と飲み物が出そろっていた。ここで去年まではしんどかど理事長自ら招待者を紹介していったが今年は猟奇院長が簡略して行った。そう、去年はとても面白かったものの40分くらい時間を費やしたからな。今年は早めの乾杯のあと食事となり、それが料理店から取り寄せたものではなく栄養科の職員らが作ったものだった。
そう言われなければきっと分からないほどよく出来ていて、後から出たチキンカレーもすごく美味しかった。うちのカールのカールカレーも絶品なんだがあれはビーフをふんだんに使ったもので比較は出来ない。
さて今年は招待者の中から数人がスピーチをするという趣向だった。しんどかど先生とツル前高校で同期でありながら1才年上の友人ムラタケさんは中学浪人をしたものとばかり思われていたがそうではなかった、ツル前高の歴史上唯一2回受験をし2回合格したという並みの人生を送っていない人だった。最後にスピーチしたのは滋賀県でポルシェの専門店を営む「ガレージしんちゃん」のオカタカシさんで、まだネットも普及していないころ、雑誌でその店を見つけたしんどかど先生がポルシェを購入したときからのつきあいとのことだった。去年のポルシェもきっとここから買ったものだろう。オカタカシさんはしんどかど先生とのつきあいが単に売買の関係ではない人生の転換期に重要な役割を担ったものとして話をしてくれ感動的なものだった。彼はまたちょうど私の目の前に座っていて直に話すことが出来た。滋賀のその店は一見さんお断りなんだとか。それはイヤミではなくいろんなお客さんから預かった車が置いてあってそれをただの興味本位でぺたぺたと車に触られたら持ち主は嫌でしょうとのこと。それに盗難の怖れもあり実際に被害に遭ったこともあったそうだ。
鹿児島には昨日来て天文館で「小金太ラーメン」を食べて旨かったと言っていた。私はそこは行ったことがない。どこにあるの?と尋ねると天文館公園の近くでなんと昔の実家があったすぐそばじゃない。もうあの辺は年に1回も行くか行かないかだからよう知らん。行くのは電車通りを挟んで反対側のT-MAX周辺だけだもんな。
一次会の後はガレージでカウンターで飲んだ。でも歯科のタニグー君と違って飲めない体質ゆえノンアルコールだ。今日はビールを1杯飲んでそこまでだった。去年同様、時計屋さんの良し時さんもいて今回は液体時計なるモノを見せてもらった。腕時計の中に光沢のある水を仕込ませてその動きで時間が分かるというもので安いモノで600万、最新の高いモノ(メカニカルでパッと見た目とても時計には見えない)は2000ー3000万するそうだ。ぐ・・隣にあるモーガンよりひょっとして高いんじゃない?(写真上は「安い」方、下が超高い方)
私は時計にはまあ興味ない方だが改めてこれらの写真を見ているとなかなかいいもんだ。男の道楽は時計なんだよな。ということで並の人生に満足している場合じゃないぞと思わせてくれる会だった。参加者の中には高校野球の現監督をしている人や去年のこの会に来た社長さんで青雲会病院の人間ドックに来てくれた人もいたが話は出来なかった。実は毎回日記にも書いてあるように年賀状作りが遅れていてもうそろそろ手を付けないと間に合わないと気が気でなく、22時過ぎの新幹線で鹿児島へ帰ったのだった。
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