丸1日休みの日曜、結局またしても一歩も家から出ずに過ごした。せっかく新車買ったのだからドライブにでもとはならない。カールが初めて運転するプリウスで近くのええコープに行ったくらい。録りだめした番組を消費する一日でだらけた過ごし方なんだが性分だから仕方ない。最近はネット麻雀もあまりしない。やっても2、3日に1回程度でメインの「デルバラド」ではなくサブアカウントの「こてる」でちまちまやっている。あれは遊びとはいえ気合いがいる。だらけた気持ちで打てば持ちポイントは簡単に減るし減ればそれまで積み重ねた実績を一気に失いさらに落ち込む。今は気力充実していないってことだ。
そういえばコンピューターが囲碁でも人間を負かし始めたとのニュースが飛び込んできた。米グーグルが昨年買収した英国のベンチャー企業、「ディープマインド」が、プロを負かすレベルの囲碁ソフトを開発したとのこと。チェスは完全に負け、将棋もほぼコンピューターが上まわっているも囲碁は着手候補の多さからまだ10年先といわれていたのに処理速度が速いグーグルの巨大なコンピューターインフラを活用して促成し、ヨーロッパチャンピオンに勝ったというからこれは本物だ。3月には韓国の李世乭(イ・セドル)と対戦予定でそれにも勝つつもりとのことらしいが、果たしてそれはどうだろう。彼は実は世界チャンピオンにも何度もなっていてそれにも勝てば囲碁も完全攻略されたといってもいい。今、日本囲碁界は井山裕太に席巻されている。なんと7大タイトルのうち6つを保持し今度ついに7つめの十段戦の挑戦権を得て近々タイトル戦が始まる予定だ。将棋の羽生善治に続いて7大タイトル制覇の可能性は高い。その井山も2年前のテレビアジア囲碁選手権では李世乭に負けていた。それくらいの棋士相手にコンピューターが勝ってしまうといったいどうなるんやろ。
麻雀も今少しだけコンピューターが話題だ。AI機能を持ったシステム「爆打(ばくうち)」がネット麻雀「天鳳」に参加して確か私と同じ七段くらいになったのかな。麻雀は囲碁将棋とは違い不確定要素が多く正解手を打っても相手次第で結果が正解になるとはならないこともある。それでも人間とは違ってイージーミスはしないだろうし膨大な計算力によって例えば自分の手と河の牌を見比べ相手の手を推測し手牌読みなども人間を上まわるようになるはず。コンピューター側が本気になれば麻雀も最高位に到達できるかも。さっそく天鳳制作側は現在のネット麻雀達人(初代天鳳位Asapin、現役プロ木原浩一、渋川難波)らと爆打を対戦させる企画を打ち出してきた。2月14日にあるらしい。へーえ。まだまだ人間に勝って欲しい気もするし、とんでもない機械の性能を見てみたい気もする。
いずれゲームはコンピューターが勝利するだろう。でも人間対人間でゲームをする限り面白さ、楽しさは変わらないのだからいいんじゃないか。ゲームがなくなってしまうわけじゃない。機械に負けてもそれで人間が困るわけでもない。共存し利用していくのは人間なんだからな。
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