長島のバタフジDrの頼みでクリニック当番医のバイトをした。この時期バタフジDrはヨットレース大会に参加するためよく頼まれる。朝から結構患者が来ていた。インフルエンザB型がいて検査キットがなければこれなどただの風邪としか診断できなかったろう。足の怪我の数針縫合をしたり、骨折の診断をしたり田舎の開業医の気分を味わうことが出来た。一段落すると大腸内視鏡3件をした。私が来るので数件組まれるのが恒例なんだ。みんな特に何事もなくめでたし。
昼の休みはTVのリモコンをカチャカチャやっていたらBSのDlifeチャンネルで韓ドラをやっていた。タイトル「君の声が聞こえる」だと。ああ、2年ほど前大ヒットした女弁護士のドラマだな。主役は美人女優のイ・ボヨンで前作の「いとしのソヨン」に続いて高視聴率を出し彼女は一躍トップ女優に躍り出た。30才を過ぎてから女優で全盛期を迎えるなんてちょっと珍しい。なーんて韓ドラよく見ていると思われるかも知れないが実はほとんど見ていない。2ヶ月ごと定期購読している韓ドラ雑誌での知識が少しあるだけだ。
ドラマはまだ第2話で国選弁護士になった女主人公の様子が描かれていた。ヤンキー女子高校生の弁護も視聴者には冤罪の可能性があると分かるのにあまりやる気がなく周囲スタッフともぎくしゃくする。そんな中、男主人公の高校生が出てきてこれが人の心の声が聞こえるという特殊能力の設定でヤンキー女高生が無実と知り女主人公と会ってみると・・10年前のある事件で二人は出会っていて男は年上の女性でありながら思いを寄せていた・・ドラマは法廷場面になりこの主人公二人が特殊能力を使い裁判に臨むといったところで次回をご期待だった。面白そうと思い調べると平日連チャンで放送されていた。よし久々連続録画しよう。
韓ドラもいろんなパターンが出尽くされ、最近のヒット作にはファンタジー要素がからむケースが多い。10年以上前の冬ソナも記憶のすり替えというまずあり得ない設定がキーになっていたが私がこの前見た時代劇「太陽が抱く月」も人を殺す呪術や仮死状態にする薬など現実にはあり得ない設定が重要要素になっていた。5年ほど前の「シークレットガーデン」も魂の入れ替え、最近のヒット作「星から来たあなた」も400年前にやって来た宇宙人が人気トップ女優と知り合うという設定で笑いや葛藤を生み出しているらしい。これら奇想天外設定があることで登場人物の心模様や関係を際立たせドラマにより引き込まれやすくなるわけだ。ふうむ、ともかくもヒットした韓ドラってやはり面白い。「君の声ー」も撮りだめしてあとでじっくり見ようぞ。
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