麻雀は半荘1回目で見せたまえDrがお産で呼ばれて急遽福祉茸君に代役を頼む羽目になった。このお産緊急帰院が見せたまえDrの大いなる問題点で、本人も「こうなったら病院に雀卓を置いてお産の時は嫁はんに代打ち頼み、終わったら卓に戻ってまた打つ」というふうにしたいらしい。お産がいつあるか分からない状況で旅行はできず麻雀かパチンコくらいしか息抜きができない彼にとってはしょっちゅう闘牌をあきらめる事態にやきもきしているようだ。
いろいろあった面白い場面で今日はこれに尽きるだろう。ダイボDrが子で配牌を見て「おっ」と声がうわずった。「いい手が来ているんだな」と私が茶々を入れると第一ツモを手にし「うーん」と考え、おもむろに「リーチ!」と宣言。案の定、ダブルリーチだ。これには参って私はベタ降りした。結果は福祉茸君が8巡目にツモドラ1の平凡な手を上がってけりがついたが、実はこの一局、大変珍しい局面だったのだ。というのも、ダイボDrはたったこれだけの局面で二つの役満をそれぞれ聴牌していたのである。意味が分からない?私も最初はピンと来なかった。説明するとダイボDrの配牌は以下のようだった。
北北北②②②二二四四五五六
何と三六萬待ちの滅多にない地和の聴牌であった。そこでツモって来たのが惜しくも二萬。しかしこれは六萬を切って四萬か五萬をツモれば四暗刻ではないか。地和はならずともこれはこれで大物手に化けた。で、六萬切ってダブルリーチしたのだった。次のツモが何と三萬で1巡ずれていれば良かったし、待ちを変えなければダブリー1発ツモで満貫はあった。もういくらでも大物手になるはずだったのにすべてがパー。何もなく点棒を払うだけに終わった。しかし麻雀にはこんなことも起こりうるんだとこてる日記に記録した次第である。
結果は私と開けたいゾ君が勝ちダイボDrが久々に負けた。驚異の7連勝くらいしていてあの役満が上がれていればまた勝ち組だったに違いない。ようやく土をつけられた。やれやれだ。
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