2023年12月21日木曜日

ほうらやっぱり

朝、タクミDrから連絡が入った。「持っていたコロナ抗原キットで今朝検査してみました。陽性でした。症状としては12月20日朝より38度発熱あり。現在は37度台で軽い頭痛あり、咳が少しあります。ご迷惑をお掛けします。病院に行ってPCRの必要はないですよね」
あはー、やっぱりかぁ。実は一昨日の朝早く、医局会が終わってから彼は「昨夜、妻がコロナ陽性と判明した」と病院側に知らせたのだ。外来のずっしり師長がすぐにPCR検査の対応をしてくれ結果陰性と判明したのだが、師長から「このまま勤務を続けていいのか」と私に連絡が来た。この場合は不可で、いくら陰性でも家庭内で隔離を全くしておらず、咳などの症状のあった妻と普通に会話をしていたそうだから、実は感染している可能性大だ。今日は病院に入る前にPCR検査をするよう言っておいた。で、案の定陽性。本来なら一昨日の朝にまずはコロナ検査を受けるか、状況からして登院を見合わせるべきだったな。彼の奥さんは東京の息子さんに会いに行ってその息子が感染していたらしい。いやはや、感染拡大どうにか阻止だったわ。

しかし彼がいないことで、消化器内科の外来担当不在、担当入院患者の指示出しなど負担がまた増した。さらに糖尿病外来担当の女医さんの息子がインフルエンザ感染で本日の診療不可などもあり、今日の午後は早帰りは「先生、無理ですね。お仕事頑張りましょ」とずっしり師長ににっこり言われてもうた。うぅ〜む。明日も彼は休みなので彼の内視鏡や人間ドック診察担当なども私がせねばならない。ふぅ・・。それでもどうにかして午後の帰りが出来るよう頑張ったぞ。予定外の大腸内視鏡をしたせいで15時半までかかったが、どうにか「早帰り」を敢行した。「どうせなら別の日に代わりの半日休みを取ったらいいじゃない」とカールに言われるも、このところ大腸内視鏡など多くて黙っていれば常に午後は仕事が入って来る。短くても休みが取れるのは貴重なんだ。

今のところ、鹿児島県内ではインフルエンザA型の方が多く、新型コロナは以前ほどの感染者数ではないがちょくちょくと患者さんの発生がある。青雲会病院ではタクミDrの他にリハビリの石灯籠君の奥さんもコロナ感染していたと連絡が入った。寒さはまだ続くしまだまだ油断できなーい。

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