夕方、病棟でうだうだと過ごしていると、突然カワゼンDrからピッチに連絡が入った。
「鯛一郎さんという患者さんが来ていて、こてる先生に用事があるって言ってまして」「うん?鯛一郎さんてあの・・」「ええ、鯛を釣って来ていて先生に上げるって救急入口から入って来ているんです」あーーぁ、そうか。先週の外来で会って「また鯛を釣ったら下さいネー」と挨拶代わりに言っていたんだ。まさか本当に釣って持って来るとはー。「また坊津の秋目沖で獲れたんですが、小っちゃいのばっかしで・・」と鯛一郎さんは残念がるがとんでもない、形は小さくても鯛は鯛だ。「帰って来てどうしようかと思ってたら、ウチのに『お礼のハガキを貰ったんだから、こてる先生に持って行きなさい』って言われちまって」と鯛一郎さん。いやはや、確かカールはすぐにお礼の絵手紙を描いて送ったんだ(日記参照)。あれは喜ばれるんだよー。
確かに前回ほどの大きな鯛ではなかったが、中サイズを1匹ずつ、小さいサイズを5、6匹にイサキ2、3匹を私とカワゼンDrにプレゼントしてくれた。帰る前にカールに電話すると「えー、ほんと?!」とうれしさ半分驚き半分の様子だった。もらったのはいいがちゃんとさばかなくてはならない。夕食後、私は眠気でそのまま床寝してしまった。後でカールが言うには「頑張って全部をさばいたわ。そして夜の22時ごろバンブックさんにお裾分けしたらびっくりしてた」と。
そして翌日、朝食にさっそく鯛の塩焼きが出ていた。ハハ、しばらくは魚が続くぜぇ〜。
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