朝から病院日直業務だった。普段は第1日曜は大学病院外科のDrが来てくれるが、昨日が一門の忘年会ということで来週と交換になった。やはり忘年会の次の日には仕事は避けたいということだろう。
そんな日直はたいてい忙しくてというパターンが多いが、案に反してゆったりとした日だった。しかし右上下肢の脱力という超高齢女性患者が来てMRIを撮ったら紛れもない脳梗塞だったというのはあった。入院をさせて脳外科のカワゼンDrに電話で指示をもらいながら私が担当した。それ以外は救急車もなくて昼寝すらちゃんと出来たのだ。
ヒマだったんで医局にある新聞を眺めてみた。南日本新聞には「顔」欄にサッカーの鹿児島ユナイテッドFCの大島康明監督が紹介されていた。鹿児島と元々から縁があったわけではなく兵庫県出身で現役時代は主に徳島や北九州で活躍したそうだ。しかしコーチ、そして今年監督就任と鹿児島も7年になるというから第二第三の故郷になりつつある。
鹿児島ユナイテッドは昨日の最終戦で引き分け、どうにかJ2へ復帰出来たわけだが、ホームグラウンドもまだJ2基準にはなっていない中、少ない予算で早くも残留できるかどうかが一番の課題だ。10月にユナイテッドの試合を初観戦しその熱気に自分も応援していきたいと思った。来シーズンは何度か観戦に行こう。この前のホーム最終戦は1万2千人弱の過去最大観客数だったとかで、今後のJ2参戦がいかに地域を盛り上げ、活性化につながるかを予感させた。読売新聞では読書欄に「横溝正史の日本語」という本が紹介されていた。私は横溝正史をほぼ全巻読破しているくらいの愛読者だが、その使われている日本語の変遷を研究したもので前著に「江戸川乱歩の日本語」もありそれと同じアプローチということだが、正直買ってまで読もうとは思わなかった。
著者の今野真二氏が日本語学が専門でありその立場からの読み解きということでミステリーとしての評論ではないからだ。ただ、書店で見かけたら絶対一度は手に取りそう。表紙の絵もあの犬神家のスケキヨの逆立ちが使われていることだしー。ふふ、日当直のこてる日記で書評欄を話題にするとは思わなかったナ。ま、そんな日があってもいいでしょう・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿