また朝礼スピーチの番が回ってきた。副院長ともなれば年に3、4回は指名が来る。面倒でもやらねばならない。
ただ、前回初めて以前のスピーチの使い回しをしたところ、ほとんどの職員が初めて聞いたようなお顔で内容も評判が良かった(評判の良かったのをリメイクしたのだから当然か)。そこで味を占めた私は同じく8年前にまずまずの評価だったスピーチをまたやることにした。タイトルは「まずは結論から言おう」だ。これは特にビジネスや共同作業をやる際に起承転結ではなくまずズバッと結論から話し始める方がスムーズに行くということを職員に強調しておきたかったのだ。
既に出来上がったスライドを少しいじるだけだからあまり苦にならない。エピソードをいくつか入れ替えたくらいで8割方出来た。よし、これなら14日のスピーチに十分間に合う。そうだ、ChatGPTにこのテーマのスピーチをどんな風に言えばいいか聞いてみようか。
ChatGPTへ質問「職員に「結論から話そう」という訓示をしたいが、どのようなスピーチにすべきか。」すると、さすがというか結構まともな返事が返ってきた。「皆さん、おはようございます。今日はコミュニケーションについてお話ししたいと思います。特に、私たちのメッセージを効果的に伝えるためのアプローチについて考えてみたいと思います。そのアプローチとは、「結論から話す」という方法です。
まず、私たちの仕事において、情報は非常に大切です。しかし、情報が多すぎると、相手が本当に重要なポイントを見逃してしまう可能性があります。そのため、私たちは情報を伝える際に、最も重要な部分、つまり結論や主要なポイントを最初に伝えることが大切です。
「結論から話す」というアプローチは、相手の関心を引き、メッセージをすばやく理解してもらう方法です。最初に結論を明確に述べることで、相手がどのような情報を期待できるかを示し、メッセージの焦点をはっきりさせることができます。
さらに、逆に言えば、結論を最初に伝えない場合、相手はメッセージの重要なポイントを見逃してしまうかもしれません。私たちの仕事において、時間は限られています。だからこそ、相手の関心を引くためにも、結論から話すというアプローチが非常に役立つのです。
皆さんには、是非とも「結論から話す」方法を取り入れていただきたいと思います。これにより、私たちのコミュニケーションがより効果的になり、成果を上げることができるでしょう。情報の伝達において、相手にとって大切なポイントを的確に伝えることが、私たちの成功に繋がるのです。
ありがとうございました。」
いやいや、なかなか立派なスピーチではないか。文章も機械が作ったとは思えないほど自然でスムーズだ。私のはこれにスライドを使って結論から話す場合とそうでない場合の比較をみんなに見せる手法が加わるくらい。そう、そのスライドにしても料金を払う性能が上のChatGPTには作らせることは出来るはず。これだけ賢ければ上手に利用しない手はないな。今回の朝礼スピーチでは披露しないが、対話型AIは今後ますますパソコン、ネット世代には使われるんだろうと実感した。
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