今朝の南日本新聞一面では「浜田安則さん死去77歳」「県下一周駅伝『怪物』」とかつての県トップランナーの死を報じていた。
これを見て「あらまあ、浜田先生が・・」と私。
浜田先生は鹿児島中央高校時代の保健体育の先生で私も授業を受けたことがある。私の入学前からマラソンや陸上長距離の有名人だった。1年生の時は担当ではなく、他のクラスの連中から「浜田が担当だと走らされるからなぁ」とのぼやきが聞こえてきていた。浜田先生の授業では「当然」ランニングが多くなるのでそれが苦手の生徒は嫌がっていたのだった。確か私らも学校を出て走らされたことがあった。その時は浜田先生ももちろん走る。小柄ではあるがとにかく颯爽としていて私らのへーこらした走りとは全然違うしまったく疲れた様子はなかった。私が在学中の1977年にあの別大マラソンでも二度目の優勝をし、当時のマラソントップランナーの一人と言ってもいい選手とは比較になるわけなかったがー。
入学直前、鹿中央高校の1年先輩で従兄の信ジロウさんが「浜田(先生)は鹿中央を卒業したばかりの〇〇さんと結婚した」と教えてくれた。そのころの新聞で確か駅伝かなにかで「新婚の浜田選手、新妻からおにぎり」と写真付きの記事があったと記憶している。さすがに教え子とは書かれていなかったがー。
その後、私が卒業後もしばらく高校教師をしていたはずだが、京セラ監督や日本陸連の幹部になっていたはずで、つい10年ほど前の誰かのSNSで東京でジョギングをしていたら浜田選手夫妻とすれ違って挨拶をしたという投稿を読んだことがある。夫婦仲良く70歳近くなっても走ることだけは止めていなかったんだな。
亡くなったのが7月2日で胆のう癌だったとは・・。ご冥福をお祈りいたします。
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