2022年1月30日日曜日

ゾンビが流行っている

実はタッピーNsがもう一つ見たという映画があって韓国映画で「王宮の夜鬼」という時代劇+ゾンビ物だという。2018年の作品かぁ、へー、知らなかったナ。ていうか、私は韓ドラはよく見るけれど韓国映画はたま〜に見る程度なんだ。でも「チャン・ドンゴンとヒョンビンが主人公だった」というから出演俳優を聞いただけでA級映画だって分かる。チャン・ドンゴンは元祖イケメン俳優でかつて日本では韓流四天王(イ・ビョンホン、ペ・ヨンジュン、ウォンビン)なんてもてはやされていた。今でもイ・ビョンホンともども現役で活躍している。ヒョンビンは10年以上前から韓ドラファンには有名だったが一昨年あの「愛の不時着」で一般の日本人にも知られるようになった。
で、2時間で終わるというし、UーNEXTに配信があったので、これをスマホにダウンロードして見てみた。ちょうど長島のクリニックに大腸内視鏡をしに行く仕事があって「新幹線」での時間つぶしにいいかなと。で、思ったよ、出てくるゾンビの動きが韓国映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)といっしょだって。とにかくすばしこいんだ。本来本家のアメリカゾンビは動きがゆったりだけど「新感染」でのゾンビは速くて凶暴なのが新鮮でアクション感がすごかった。だから韓国でのゾンビはこうでなくてはもう観客には受け入れられないのだろう。

それとタッピーNsも言ってたけれどチャン・ドンゴン扮する王宮高官がしぶとくて強い。「チャン・ドンゴン、なかなかやられないのよー」とタッピーNsが驚くやらやら呆れるやらで、私はそれに加えて「彼もこんな存在感のある悪役が出来るんだ」と感心した。私は彼の30年近く前の初主演ドラマ「一枝梅」(1993)でのつたない演技を見ているからね。まあ映画「チング」(2001)で汚れ役に挑戦し幅を広げていたからこれくらいは当然か。ヒョンビンも最初は頼りなさそうな王子役が最後は別人のごとく活躍しチャン・ドンゴンやゾンビらをやっつける。グロテスクな映像が苦手でなければまずまずの面白さだった。

でもゾンビ物としてはやはり「新感染」には及ばない。あれは傑作だった。タッピーNsには悪いが見ていない人にはコンユ主演の「新感染」をお勧めするわ。たいていの配信サービスで提供されているのもいいしー。
それとゾンビ物が流行っているらしく、今現在Netflixの日本での総合TOP10の1位になっている韓ドラ「今、私たちの学校は...」は学園物+ゾンビ物のようだ。この調子だと恋愛物+ゾンビ、嫁姑物+ゾンビ、スポーツ物+ゾンビ、はてはミュージカル+ゾンビなどなんでもゾンビとくっつければヒットしそうだ。いや、プロデューサーたちはきっと真剣にそう考えているに違いないネッ。↓画像は「今、私たちの学校は...」から。近々、鑑賞する予定だ。

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