今週号は内視鏡関係が特集されていて主に胃の所見で注意すべきケースをDr野中が面白く解説していた。来週は5000号だからきっと記念特集号になるのではないか。なにせ100年近くも続いている医学雑誌ってそんなにはない。梅沢彦太郎という東京慈恵会医院医学専門学校(今の慈恵医科大学)を中退した人が医学ジャーナリズムの世界に入り、創刊したのだそうだ。信頼性の高い医療情報を提供するという方針がしっかりあるそうだ。一応医師向けの雑誌ではあるが一般の人も読みやすいように書かれてある記事も多い。週刊だからコロナウイルスについてもだいぶページを割いて書かれていた。日常診療にも役立つことが多く、昨日書いた週刊現代の記事は比較するのもおこがましいか。
日本医事新報、今後も継続、発展を祈る。
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