2018年5月11日金曜日

爆発卵

串木野でのボウリングリーグ戦から帰ってTV付けると、「探偵ナイトスクープ」のオールタイムベスト特集というのをやっていた。ナイトスクープは年に1回も見ることはないのだが、30年もの間関西ローカルで続いていてしかもその中でもえり抜きの特集をやるとあってしばらく見ていると、第2位に「爆発卵」というのがあった(1993年12月放送)。

視聴者リクエストに「友人が電子レンジで卵を温めて食べようと殻を剥いて口に入れたら爆発したと聞いたが本当にそんなことがあるのか」とあり、レポーターの桂小枝が投稿者の下宿に出向いて実験するというだけの内容だ。だが、これが意外なほど面白かった。予想外のところで本当に卵が爆発する。すると、桂小枝と投稿者の青年が飛び上がってのけぞる。これが馬鹿馬鹿しくて本当に笑える。撮影している側の予定調和を越えて爆発するもんだから可笑しいのなんのって。

1位の「生まれてこのかた母親と会話しない父親に母と会話して欲しい」もそんなのあるのという興味深かったが、私は断然「爆発卵」がよかった。実際、評判がよくてDVDにも収録されているらしい。ただ、内容が内容で視聴者が真似て事故でも起こるとまずいとスタッフは考え、夏に収録したものが延び延びになり、年末にVTR枠がぽっかり空いたため、急遽放送したものが番組史上の名作と言われるようになった。分からないものだ。ナイトスクープはこの視聴者との妙なユルいからみがいい味出して長寿番組になっているのだろうか。

↓のサイトがその時のVTR。うわ、上岡龍太郎に横山ノックが司会席にどーんと座っているじゃん。桂小枝の「塩ある?」バーン!!のタイミングの良さと大爆笑、そして何より投稿者君の抜群のリアクション。この投稿者はこの年の「探偵!ナイトスクープアカデミー大賞」で主演男優賞を受賞したのも納得(笑)だぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=ZzjxsjNQwrs

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