2018年2月22日木曜日

当直と翌日

今夜は久々の当直だった。そんなに救急外来には患者は来なかったけど、一人で2回救急来院した高齢男性がいた。尿閉でどうも前立腺肥大があるようだ。看護師の井雄君が導尿してくれ一旦帰宅するも痛みがあるとかでまた救急車を呼んだのだ。今度はどうしてもカテーテルが入らない。排尿はできなくても痛みだけでもとのことで鎮痛座薬をいれどうにか帰ってもらった。

この患者さん、保険証を持っていなかった。これまで病院受診もしたことがほとんどない。だから相当ひどくなるまで放置してしまったのだろう。保険証がない場合、役所に相談するなどすればどうにかなることが多い。気兼ねして病気になってしまえば逆に大いに迷惑をかけることになりかねない。何でも早め早めにネ、おやっさん。

外来よりも病棟の私の患者が病態変化があり未明の2時3時に気管挿管の抜管、血液ガス採取など対応に追われた。血液ガスなどは明日朝でもよかったが明日は明日で外来業務もある。ばたばたするよりせっかくの当直の夜を活かさねば。

ただ当直明けの仕事も最近はようやく問題視されてきているがまだまだ完全には改善するのは難しい。青雲会も翌日午後は帰宅出来るようになった。それだけもちょっとした進歩だ。あーぐずぐずしていると夜も明ける、もう寝よ。


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