土曜午前は外来でまあまあの忙しさだったのに、正午にポリペクトミー後の下血症状で来た患者さんを緊急大腸内視鏡する羽目になった。それは私は行った手技で下血予防のためにクリッピング3個掛けていた。ここ数年はきっちり下血予防は出来ていたはずなんだが・・。ポリペクトミー部位は盲腸で一番奥まで観なければならない。観てみると切断部位の端っこに露出血管がありそこだけクリッピング出来ていなかった。ああ、もう1個掛けておればこのようなことにはならなかった。画像を見直すとまずまず十分に掛けているように見えた。焼いた後に傷が若干拡がり血管に触れ破綻した・・のか。さらに出血を予防するためクリップを追加して手技を終えた。ポリペクトミーにはこのようなリスクはある。患者さんは逆に感謝してくれたから良かったが、今後可能な限り合併症を起こさないようクリップを多めに掛けなければ。
時間がなく、昼食のサンドイッチを食べたのは車中だった。というのも14時から見せたまえ雀荘でリアル麻雀の約束があったからだ。出かける前に男子フィギアで羽生結弦が1位になってこれは金メダル間違いないぞと期待しつつ高速に乗った。見せたまえ産婦人科院長室に着くと開けたいゾMRと見せたまえDrはTV画面を食い入るように見ていた。スペインのフェルナンデスはジャンプ回転で不足があったから羽生には及ばず、最後は宇野昌磨の演技のみ。あ、この時点で日本人の金メダルは確定していることになる。後は宇野がどの色のメダルか・・。
あ、ジャンプ失敗した。まずいぞ。私は用を足したくて演技の全部は見ていなかった。部屋に戻ると見せたまえが「宇野〜、メダルもどうかぁ」とつぶやき、後半はねばりの演技で「どうかなぁー」と。「せめて銅メダル(を)」と結果発表を待っているとー「おおっ!銀だ!」とみんなで歓喜の声&拍手。ちょうどその時サブアラドDrが入って来た。「やったよ、金銀だ」と誰が言ったか、私だったか。
歓喜の中で麻雀は始まった。そこそこ勝てるかなと思っていたのだが・・。なぜかサブアラドDrが絶好調でこのメンバーで今までで一番の勝ちになった。私と見せたまえが大負けで開けたいゾMRはちょい勝ち。見せたまえは「羽生宇野で金銀取ったから今日はいいやっ」とちょいと投げやりなコメント。私は疲れでいくつかのミスをしたことを悔やんだ。やはり朝外来に加え緊急検査が堪えたか。しかたない、全ては自分の責任であった。
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