朝は外来でチェリピアNsが付いた。来るなり彼女は「先生、見ましたよ、『サイコ』」と語りかけてきた。そう、2、3週間前だったか、ひょんなことからヒッチコックの「サイコ」が話題に出て彼女は見たことがないというので大いに勧めたところ、「DVD借りました」と言っていた。で、どうだった?「いやー怖かったですぅ。でもあれって実話なんですか、どうもそれっぽい感じがしてー」と言うので、かつてヒッチコックオタクだった私は「実話も一部参考にしているけど大まかなストーリー自体は創作だね」と教えた。
いわゆるネタばらしについては分からなかったそうでそれは良かった、私が「サイコ」を早めに見ていた方がいいというのは有名すぎる故にラストの落ちを知ってしまう危険性があるからだ。この映画が公開当時(1960年)、当時慣例だった途中入場を認めず1回ごとに入れ替えをしたのも当然のことだった。
午後は早帰りの予定だったが気管挿管抜管し経過観察中の患者さんがまた呼吸困難になってしばらく待つも改善せず結局また再挿管する羽目になった。その後の様子は特に問題なかったけれど大腸内視鏡が1件残っていて他の内科の二人のドクターも救急やら重症患者がいて私にできないかと依頼があった。それはしようがないわなと代行した。そんなこんなで夕方近くまでなり、これで早帰り扱いじゃばからしいので終業時間までいて、ちょうど今月のレセプトが回って来たのでコツコツを済ませた。結局帰れるような日じゃなかったってことだ。
勝負事は碁もオマルさんにしてやられ負け、ネット麻雀も昨日から最悪で5回やって4回ラスと一気に六段から五段へ降段圏内に落ちてきて、なんだかツキがない1日だった。
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