2018年2月11日日曜日

真冬の当番医

3連休の中日は平昌(ピョンチャン)オリンピックの観戦ざんまいか・・否、病院で当番医日直だった。当番日には外来患者が多くやって来るけれど、カワゼンDrと二人で手分けし診察に当たり、検査技師、レントゲン技師、薬剤師も勤務してくれるので普通当直より助かることもある。この時期はインフルエンザ患者も多いのでなおさらだ。

発熱や風邪症状を訴える人には事前にインフルエンザのチェックをしてもらい、結果が出てから診察に入る。予想通りインフルエンザが多かった。確か夕方までに23人に陽性が出てうちB型が19人、A型が4人だった。中には先月A型に罹って今日はB型という子どももいた。ただ、子どもはそれ以降出来るだけ他院に行ってもらうなどしてもらった。というのも青雲会病院は小児科がなくタミフルの処方がやりにくく吸入薬も吸えない幼子だと対応に困るからだ。検査科の難ガターさんに聞いたところでは、A型、B型ともに菌株が2種あって4回罹った人がいるとか。「ウソやろ」と言ったが「鹿大の西教授がそう言っていました」と本当なんだとか。今でも信じられない。怖いねインフルエンザ(元患者としての本音)。

今日は天気も良く救急車も2台しか来ずこの時期にしては忙殺されるほどではなかった気がした。ただ、調べると全部で64人来院とそこそこ多い。しかし10年以上前だったか同じ2月の当番医で一人で日中73人診てそのまま夜も当直し7人入院させて翌日も夕方まで勤務したことがあった。今思えばあれはアカンでしょ。今日はポンシンDrに夜間の当直を引き継ぎ無事に帰宅できた。明日は代替祝日で助かるわぁ。

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