高齢者で食事がうまく摂れなくなった場合どう対処するか、いろいろ議論のあるところだ。点滴でもある程度は栄養は与えられるが長期になるとどうしても栄養は不足し維持し続けられない。鼻から経管チューブを胃に留置し栄養剤を注入するのはこれも本人が嫌がったりもし、抜けた時に挿入するのは医療関係者に限られるし 普通の老人施設では出来ないことも多い。最終的には胃瘻造設すれば栄養管理は長期可能となる。しかし自ら食べることは出来ずただ生かされている印象は拭えない。
今、あこネーサ母が入所している施設からそういう状況になってきているため今後の方針をどうするか打診されてきた。元々はそうなった場合、胃瘻は作らず自然に衰えるのを見守るというのが、ヒラーキや私の方針であった。ただ、施設のDrの意見では栄養が行けばまだ元気になれる可能性があること、そして何も処置しないと亡くなるまで苦しませてしまうのではないかという意見もあり、昨日から今日にかけて弟と電話で協議し、胃瘻造設すると方針転換をした。それで脳梗塞でもお世話になった「おばらん病院」で造設依頼をしたところ了承してもらえたのだが、実施するのに今月末まで待たねばならないということだった。3週間も待たせるのは少し酷だ。↓はネットから明石医療センター胃瘻の内視鏡写真。青雲会病院でもやり方はほぼ同じ。
ただ、そんなこともあろうかと「もし何か胃瘻造設できないようなことがあったら青雲会病院ならすぐにOKだぞ」と弟に言っていたので「じゃー、青雲会病院にお願いする」となったのだ。それは、まあ望むところだ。介護タクシーで移送に1時間半ほどかかるがそれは大した問題じゃない。母親の胃瘻を子どもが造る、それは親孝行かも。病院に確認したら満床に近いが1床は入院可能だという、それでさっそく明日入院してもらうよう施設にも連絡し予約を入れた。手続きなどでチエコンさんやカールにも面倒をかけるが最後の親孝行を手伝ってもらおう。
カールは沖縄のヨーコバーバや鹿児島のギボヒサコの世話も最近は多く、まさに子育てが終わったら今度は親の面倒の時期真っ盛りだ。やがてそれが一段落したら・・今度は自分らが誰かの世話になる番か・・。そうなる前にもうちょっと人生楽しまなくちゃなー。
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