2024年2月18日日曜日

アラカンは忙し

カールが気を揉んでいた。沖縄のヨーコバーバが先月骨盤骨折が判明し、浦添市の総合病院で手術を15日に受けたのだが、リハビリやその後の療養に手間取れば現在利用しているグループホームを出ていかねばならないという。「今のグループホームは沖縄の家から近いし綺麗だし職員の対応もいろいろ見た中でかなりいい方だったの。もし自分がその年齢だったらそこがいいなと思うくらいなのにー」と。

病院の整形外科の担当医は「すぐに歩けるようになりますよ」と言っていたのに、ケアマネジャーは16日時点で導尿もされてベッドに寝ているという情報を聞き、「これは施設にはいられない。今月26日には施設を出て欲しい」とまで言われたのだった。カールがいい施設と思うだけあってすでに数名の空き待ちの人がいるらしい。カールは「26日ってその前が天皇誕生日など3連休で沖縄への飛行機も簡単に取れないのー」とあたふたしていた。

ところが、つい昨日の17日には「歩行も可能になっている」との連絡が入った。当然導尿もやっていない。これなら施設を出て行く(追い出される)必要はないのではとカールは担当ケアマネージャーに連絡した。マネージャーは「土日なので明日19日に確認します」とのことだった。「施設にとどまれるのなら新たな施設を探す手間もないし沖縄に来週行かずに済む」とカールは期待している。歩けるというのならきっと大丈夫だろう。

対するあこネーサ母はというと、首尾よく胃瘻造設はうまくいったのだが、昨日、病院から連絡が入って、ここに至るまで低栄養が続いていたせいで血中のタンパク質(アルブミン)がかなり低くむくみと胸水が溜まってしまっていた。それで私が利尿剤やタンパク補充も指示したばかりだ。1週間程度で退院の予定がおそらくプラス1週間ほど延びるだろう。

もう一人、カールの母のギボヒサコは鹿児島の施設に入れている。今のところ3人の中で一番安定はしている。しかし自力では歩けないし世話は焼けるのだ。カールが山梨の友人コマミさんとメールのやり取りで1週間ほど前に「みんなが今度集まるの、こっちに遊びに来られない?」と誘われたが、前述の現状を話すと「3人も?!ヤバいね」と言われたそうだ。

還暦過ぎた我々同世代の親たちの死亡記事も多く目にする。アラカンは親の世話真っ盛り時代である。

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