居間の照明灯が壊れて久しく、家の階段下にある倉庫にある室内照明灯を取りだし付け替えることにした。カールは壊れたら新調と即断はせず、どうにか安く済ませる方法はないかと常に考えている。「そう言えば!」と普段は使わない倉庫の照明が居間に使えると思い立った。新婚当初に買った照明灯が25年前に新築した時には不要になった。しかし捨てるのがもったいないと倉庫用に使っていたのだ。↓接続部分の見た目が悪いが「使えるのに買うのはムダ」とカールはそれほど気にしていない。
で、倉庫の照明はLEDライトを買ってきて取り付けた。明るいわぁ。居間用のライトもLED化しよう。後はトイレのライトも修理しないといけない。なぜかトイレは汎用の接続ではなくてすぐに交換が出来ておらず、センサー付きLEDで代用しているが明るさが足りていない。私はトイレで雑誌や本を読む習慣があるので明るいライトが必要なんだ。業者を呼べば簡単なのだが・・。そんなカールを見て、私は無駄遣いにうるさかった父デンコーを思い出した。もう40年以上も昔のこと、うちは親戚のアパートの管理を任されていて、デンコーがその住居人と会った際に「古くなった照明器具も磨けばちゃんと使える」と言ったのに感激して、自宅の照明灯を一生懸命磨いていたのだ。カールは「その話は私にも刺さるわ。お父さんにはあまり褒められたことはなかったけど、実は似たもの同士だったのね」と言う。「それに私はみんなからなぜか贅沢で無駄遣いをしているってみられていたの」とも。ふふ、それに料理も出来ないくらいに思われていたのが私からしたらおかしい。
二人とも貯金をしっかりしていてすぐには下ろせない貯金と普通の貯金を分けていた。カールにこのことを言うと「え、それは知らなかった。そんなことはお父さんと話をしたこともなかったのに」と驚いていた。それに、いざ必要とあらばお金は出すというところも二人は似ている。実は話が合う二人だったんだねぇ。こんなことを日記に書けば、草葉の陰でデンコー、苦笑いしてるかも。↓はちょうど20年前の田舎での一コマ。うちの子ら3人とあこネーサ母とデンコー父。
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