前日夜は早めに就寝した。午前2時過ぎからのエンゼルス対デトロイト・タイガースの試合を見るためで、大谷が予定を早めて先発登板するとのニュースがあったからだ。 前日雨で順延、しかもダブルヘッダーとは試合日程がキツキツのメジャーリーグらしい。
起きてTVを付けると既に試合は始まっていた。で、録画設定しているので見るのは後にして前夜の「ワースポ&MLB」を見た。これはもう日課だからね。見終わってエンゼルス戦を追っかけ再生。大谷は球数少なくして0点に抑え、なかなかイイ感じ。フォアボール出してその後三振で抑えるというパターンがこれまで多かった。それだと中盤には球数過多でへばって点を取られたりする。もしくは交代せざるを得なくなり、中継ぎや抑えが打たれて逆転負け・・って。今日は1回につき10数球で済ませている。フォーシーム(いわゆる直球)が多くそれが功を奏している。バッターは打っても詰まらされ凡打に終わるんだ。
そんな大谷の好投に応えて、自身はなぜかヒットもホームランも打てなかったが、珍しく打線が援護し6点を取ってくれた。あれよあれよと9回まで来て、ここは大谷初のメジャー完投完封が期待され、実際その通りになった。うむ、ええぞ。
で、4、50分後にはダブルヘッダーの2試合目が始まるというのに、さすがに眠気と疲れもあって、この後はうとうとしていた。すると、ぼうっと付けっぱなしのTVが「大谷、初完封。その後ホームラン!」と報じているではないか。げ、2試合目も出場してしかも第2打席でホームランも打っている。TVでの中継放映は残念ながらなかったので、ネットで検索してYouTubeで海外放送のやつを見つけ、そこから観戦をした。そうしたら大谷第3打席で完璧なホームランをかっ飛ばしよったヨ。ゲゲゲーッ。すごい!と思ったが、直後左の腰回りをさすって少し顔をゆがめながらベースを回っていた。これは腰の筋肉を傷めたんじゃないか。まずいぞ。
エンゼルスは若手のホームランバッター、アデルが今月始めの試合でフルスイングした直後に左腰の筋肉を傷めて故障者リストに入ったケースがある。あれだけのパワーを伝えるには軸となる体も相当負担を強いられるのだろう。ネットやTVでは「大谷、連続37号、38号ホームラン!」と盛り上がっていたが、私は故障を心配した。案の定、第4打席では代打を送られていたしー。故障者が多くシーズン通して活躍出来ないエンゼルス主力において、大谷はこの3年故障らしい故障をしてこなかった。それだけ体のケアに気を付けているはずだ。いくら能力が高くとも怪我をして休んではダメだ。「無事これ名馬」は至言なのだ。
大谷の活躍は見たい、でも長く活躍して欲しい。高校3年で甲子園目指して終わりの球児とは違う。プロならば体が悲鳴を上げている時は決して無理をしないで欲しいナ。
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