昨日は当直だったけどほとんど何もすることがないくらいヒマだった。が、しかしー。明けて朝食も摂り終わった頃に救急依頼があった。中年男性に頭痛と脱力が起きたという。脳外科疾患ぽいがまずは私が最初の診察に当たった。この時ガウンやマスクなど感染防御などして対応するのだがやはり面倒くさいなー。
頭部CTを撮ったがくも膜下出血はなさそう、でもちょっと脳血管に怪しげなところがあって脳外科のカワゼンDrに読影依頼した。頭部MRIまで撮影した結果は脳梗塞だった。げー、CTだけではちょっと分からなかったなあ。比較的若い人でも脳梗塞はあるんだ。この患者さんはカワゼンDrに任せることにして内視鏡室へ向かった。
当直明けは午後早帰りということになる。しかし下血依頼の患者がいて14時に検査をしてそれが終わり、後何もなければ帰宅というタイミングで病棟から連絡が来た。一昨日の下血患者で出血源不明だった人がまた下血したという。これを聞いて下血があったのは良くないことだが「いいタイミングかも」とつぶやいた。というのも一昨日は全く腸管内に血液が着いていなくて出血源らしき部位が全然わからなかったからだ。さっき下血したのなら見つけやすいし、私が帰る前で他に検査患者もいないという、まさにベストタイミングだ。
前処置なしでの大腸内視鏡だがほぼ絶食点滴で管理していたので比較的見やすかった。今回はしっかり血液が残っていて出血源はどうやら奥の上行結腸あたりと目鼻を付けた。そこには憩室がたくさんあったのでやはりだ。血液や残渣を洗浄しながら丁寧に観察していると・・あったよ、憩室内に赤い斑点のようなものが。見つけた瞬間、俄然テンションが上がる。思わず「勝ったー!」と。その後止血処置をがっちりとやって帰宅の途についた。内心、休み中に下血で呼ばれるだろうなと危惧していたからまさにベストタイミングだった。明日から3連休もこれで安心して休めるわい。
早帰りのはずが病院を出たのが16時過になるも気分は悪くなかった。帰宅するとすぐにゲンちゃんがエサほしさにアピールしてきた。だめだめ、17時きっかりに給餌器から出るからガマンの子よ。夜はカールに甘えて抱っこされていた。私が抱っこすると1分もしないうちに嫌がって逃げるのにカールには10分以上もされるがままだ。なついて幸せそうな表情、いい子だねぇ〜。
あららゲンちゃんかわいいね~
返信削除幸せそう