2021年2月7日日曜日

コツコツという音が聞こえる

カールがまた最近メルカリをやっていて「テル君のシャツが今さっき売れた」とか言ってそそくさと送る準備を始めた。カールは「買い」が入れば「すぐに送る」をモットーにしている。でもすでに夕方で「あ、でもさっきビール飲んじゃった。黒ネコヤマトまで送ってくれない」というので「いいよ」と近くの宅配所まで乗せてやった。

で、これでどのくらいの儲けかというと「これは安くて差し引き361円だった」「このお金で今度テル君のズボンのクリーニング代に使える」とつぶやいていた。この前のギボヒサコの古いジョニーウォーカーの黒は少し値がして4511円だった。でも面倒の割にたくさん儲かるわけではない。「捨てるのはタダだけどこれは少しでもお金が入って来る」とカールは気にしていない。「1円2円を大事にする、これが本当に大事なことなのよ」うん、私もそれには同感だ。1円を常に大事する姿勢が続くと「あれだけ1円2円のために頑張って来ているのにー」と10円の損には耐えられない。10円を損せずに過ごしていると100円の損に敏感になる。100円を大事にしていると・・その先は言うまい。

服を洗濯しアイロンしガソリン使って配送まで手間を掛け598円で売る(メルカリに10%引きの59円払い、送料に178円かかって361円の儲け)。明後日、私の服のクリーニング代に255円をメルペイ(電子マネー)で払う予定だ。コツコツ貯めてしっかりと使い、こてる家にどんぶり勘定はない。当然、家計簿付けは絶対の習慣だ。カールは「うちの前を通ると『コツコツ』という音が聞こえるって言われないからしら」という。うむ、いいことを言う。「コツコツ」をこてる家の家訓にしようー!

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