2020年7月4日土曜日

三槓子三倍満なるか

今日は土曜勤務の予定だ。しかし朝早く起きていて出かける前にネット麻雀を一半荘やろうかとアクセスした。ネットでは麻雀は半荘はだいたい30分から40分で終わるから十分に余裕はあるはずだった。ところが、ネット麻雀歴7年の中で一番の長時間64分もかかり、若干遅刻する羽目になった。ま、外来開始には十分間に合ったが反省しきりだ。

ところでその半荘で珍しい手を聴牌した。三槓子(さんかんつ)である。麻雀歴ちょうど40年の私がこれでやっと3度目の聴牌、そしてまたも上がれなかった。早い段階で白、ドラ3の満貫聴牌、待ちは69萬のノベタン待ちとそんなに悪くはなかった。その後白、4ピンと槓してドラの3索が槓ドラになりさらに3索そのものが来てこれを暗槓したらドラになってなんとドラが9枚、これに白と三槓子の2ハンが付き12ハンは三倍満という大物手になった。親だったから3万6千点と子の役満より高い。これにリーチで突っかかたのが下家だ。結局流局となったが下家の手は七対子の7索待ち。ドラも何もないが目下ラスなので裏ドラ期待でリーチしたものだろう。

ところで三槓子という役だが、たった2ハンしかない。でも今回で分かるように滅多に目にすることはないし、多くの麻雀子が上がったことのない役である。事実、統計上も出現率が通常役満の四暗刻、国士無双、大三元よりはるかに低く、私が調べたところ、清老頭、緑一色と同等の出現レベルだった。私がよく読んでいる麻雀本の著者福地誠は「五千半荘打って生まれて初めて上がった」と言っていた。本来なら役満にしてもいいはずだが、これよりさらに難しく全役中最難関の四槓子が役満のため三槓子はそうはならない。それにしてもたった2ハンはあまりにも安い。この役だけで4ハンの満貫にすべきと提案したい。

ついでに言うと、チャンタ系の役は出現率からしてあまりにも安い。混一色が面前で3ハン、鳴いて2ハンなのに、はるかに上がるのが難しいチャンタが面前2ハン、鳴いて1ハンは理不尽だ。私見だがチャンタは面前3ハン、鳴いて2ハン、純チャンは面前4ハン、鳴いて3ハンにしたらチャンタ系を狙う場面も増え面白みが増すと思う。現状では安いのに上がりにくいからみんな狙わない。今の麻雀は上がり役がリーチ、断ヤオ、ピンフ、字牌それに混一くらいで9割以上とバラエティーさに欠ける。

私は役満を除いた一般役で三槓子だけはまだ上がったことがない。麻雀を愛好するものとしていつか必ず上がってみたいわ。(なお、役満で上がっていないのは、天和、地和、四槓子、九蓮宝燈、清老頭、大四喜とまだまだ多い。四槓子以外はいつか上がってみたい。四槓子を外しているのはほとんど幻の役だから)

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