連日の雨で今月は7月にしては例年になく熱中症患者が少ない。しかし今日は日射しがあったようで東南アジア系の男性が救急車で運ばれて来た。当然発熱があったがこうした場合コロナ患者との鑑別が今後面倒になりそう。しかし今年の梅雨は長い。いい加減上がって欲しい。
夜は時間もあり、Netflix視聴をして過ごした。今週から見ているのは昨年からアニメ界で話題になっている「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴:ごとうげこよはる作、なお女性である)だ。ちょっと韓ドラも何を見ていいか決めかねていて、この前の「はたらく細胞」でアニメづいた勢いで見てみようかと。この作品は少年ジャンプに4年前から掲載されついこの前終了したそうで、昨年アニメ化されそれを見た人たちがコミックスをものすごい勢いで購入しその数何と8000万部という大ベストセラーになっているそうだ。
物語の時代は大正で山に住む主人公一家を鬼が襲い、たまたまその夜家を離れていた主人公長男が一人だけ生き残った妹を見つける。しかし鬼の血が入った妹は鬼になり長男を襲おうとする。どうにか押さえつけるが妹は完全な鬼ではなく人間に戻る可能性があることが示唆され、「鬼殺隊」に入るべくある年配者の元で修練に励むといった導入部だ。子ども向けと思いきや結構血が飛び散るシーンも多くダークな世界観の物語だ。ただ未熟な若者が強敵を倒すべく老練な師匠の元で成長していくというのは少年漫画やドラマ、映画の黄金パターンでもある。それにヒロインが妹というのも視聴者(読者)に安心感を与える。これが恋人だといずれ反発、別れなど大人向けとしては面白みもあるだろうが登場人物に感情移入しにくい場合もある。
ドラマと違って1話23分程度でサクサク進むので3日目の今日で12話まで見てしまった。全26話だそうだから明日までには見終わりそう。でも話の進み具合からとても敵を全滅させて妹を助けられるようには思えない。それでWikipediaで調べると、20巻以上話のせいぜい6、7話までの内容でアニメは終わっているんだそうだ。へー。
あ、そうか。アニメを見た視聴者はこの物語はこれからどうなるのだろうと気になって仕方なかったんじゃないか。展開と結末を知りたい・・その思いがコミックスに走らせたのだ。実際、アニメ開始前は数百万部だった売り上げが一気に数千万部と激増したらしい。いやはや、日本ならではのまさに漫画&アニメドリームやね。
0 件のコメント:
コメントを投稿