私はさすがだなと思った。何もないところから一代で救急病院を立ち上げ、総職員数400名ほどの施設にまで大きくしたリーダーシップはダテじゃない。コロナの対応する施設を怖がる風潮があるが、どこかがやらねば困るのは地域住民なのだ。職員の意見を聞いてからなってやっていたらいつまでも決まらないか、コロナ蔓延してからになり、後手後手になるだろう。今回の感染拡大で「覚悟」が決まったとみる。
ところで、青雲会病院では7月1日から自前でコロナ検査が出来るようになった。栄研化学の遺伝子増幅法「LAMP(ランプ)法」というのを用いるのである。いわゆるPCR法と同等の結果が得られ、結果が出るまでに数時間と判定待ちも短い。これまでは保健所とのやりとりをした上に結果もたいてい翌日まで待たされる。検査室の難ガターさんらの負担が重くなるが院内で決着がつくというのは大きい。姶良郡内で霧島市立医師会医療センターがPCR法を今月導入するとのことだったが本格稼働するのに手間取っていると聞く。この点もうちは迅速で頼もしい。
ただ姶良では県内第1号患者が発生したものの、今回のクラスター関連ではほとんど関与がなく今のところLAMP法の第1号陽性患者は出ていない。ま、喜ぶべきことだろう。まだまだコロナとの戦いは続く・・・。
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