スライド作成のために今日はあちこち部署を回って「取材」をした。なかでも地域連携室「ならではの症例」として1ヶ月間姶良郡の某駐車場で車中泊をして最後は飲み水しかなくなった行き倒れ患者の話が面白かった。
訳あって北九州から南は鹿児島まで流れ着きお金もなく食べるものさえなくなりホームセンターの駐車場で生活していた男性、店長の度重なる退去依頼にも動かず(動けず)、約1ヶ月ほとんど水だけで生活しやせこけ、頭痛、めまい、倦怠感でついに警察要請し救急車で運ばれて来た。お腹はぺちゃんこになっていたらしい。点滴で状態は改善するもこの人を良くなったからハイサヨナラじゃーまた同じ目に遭うのは必然。そこでソーシャルワーカーの出番だ。
市役所に行きまずは生活保護を申請し銀行で口座を作り不動産店に行きアパートを見つけ家族(兄)との連絡を取り北九州転出届けを出し姶良郡某市転入届けはいっしょにしてあげた。退院出来たのは1ヶ月後でアパートまでも送ってあげた。とりあえず最低限の生活を保証してあげ今後は仕事を探し働くよう助言もした。なんて面倒見のいいことだろう。その男性はきっときまじめなところがあったのだろう。そんな境遇になったら泥棒や強盗までしでかす輩もいる。世の中は助けを求めればそれに答えてくれるものだと知らないのだ。それにしてもソーシャルワーカーがいなければとても医師や看護師だけではここまで出来ない。このケースは絶対にスライドに使おう。
このように今度の朝礼スライドは医師が出来ないこと、または医師じゃ気付きにくい診断、治療法など各部門からピックアップしてそれぞれに感謝する内容だ。あなた方「ならでは」にありがとう。これまでみたいな面白みはなくてもきっと喜ばれるはず。
夜は串木野でボウリングだったがカルテを見たりしてスライドに使えるものをデジカメに収めたりしていた。ボウリングはまたもや指がむくんで前半は170台でチームに貢献できず。3ゲーム目はテープ全部引っぺがして200アップのここぞでストライクを続け貢献できた。やれやれ。
0 件のコメント:
コメントを投稿