2018年8月13日月曜日

高岡商のしぶさ

以前は14、15日を休みにしていたが盆に入っても病院は3日間開いている。ただ個人的に休みを取ることは出来るので明日の午後は休んで田舎に墓参りする予定だ。

午後は北山診療所当番だった。総務のジュリナガさんの運転する車で向かう途中、高校野球の中継を聞いていた。2回戦の高岡商対佐久長聖という地味な試合で高岡商が5ー1でリードして6回表を迎えていた。佐久の攻撃で2連続ヒットが出たのかな。電波状態が悪く音声がよく聞き取れない。ここでアナウンサーの中継によると高岡商は前進守備をしていないとのことだった。ほう、これはえらいな高岡。つまりは1点くらい取られてもまだリードしているから大丈夫、それより1点も取られまいとして2、3点取られないようにするという作戦だ。実際にその後レフト前ヒットの打球をホームには返さずに2塁に投げ打者走者の進塁を阻んだ。5ー3にはなったがランナーは1塁で次はダブルプレーを取ることができる。もしホームに投げていたらランナーは2塁でさらにピンチは続いていた。実際、次はダブルプレーとなった。その後もリードを保ち、5ー4で勝利した。しぶい。最近は1回に4点5点と大量失点をするケースが多いがアウトカウントをしっかり取っていけば試合にはなるんだ。

公立校でこうした大人の試合ができる高岡商、応援したいと思ったが次は何と大阪桐蔭とは。これは厳しい。今大会はどこが大阪桐蔭を止めるかが焦点の一つでここにできるだけ強豪校がぶつかって欲しいのだがー。

診療所での仕事はかなりヒマで最後は待合のTVで第4試合の前橋育英対近江の終盤を見ていた。前橋がリードしているものの内容は近江が押していた。6回に3ー3の同点になっては前橋は左の林投手を全く打てておらず近江が勝つだろうと思った。で、予想どおり9回裏サヨナラで近江が勝った。

帰りは総務は新人のよう寝とく君で高校野球談議に終始した。彼はかなり若くて松阪の横浜ーPL学園戦も歴史的な一戦としか知らない。鹿児島県のチームがかつて決勝戦にも出たことがあるとか知らなかった。夏は樟南が出て準優勝、春が鹿実が優勝もあったんだよと教え、最近の鹿児島の低迷ぶりを嘆く私であった。

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