土曜午前の仕事開始直前、テルから電話があった。あいた、便りがないのが良い便りでこんな時の電話でいい内容のはずがない。金が入り用だとか怪我をしたとか、いったいどんな用だぁ?
「昨日から歯が痛くて・・親知らずがじんじん、我慢できないくらいなんだけど」
うーーん、そうか私も20代前半のころ何本も親知らずを抜く羽目になった。そのころ親戚筋の歯科の先生が鹿大歯学部に勤務していていつもお世話になっていた。で、まずは近くの歯医者さんに行くよう話した。親知らずの由来は奥の歯が生えてくる20才前後には子供が親元を離れ親がこの歯が生えたことを知らないというのはよく知られている。今は親も長生き、しっかり知っている時代か。
しかしその後の連絡がカールにあったところ、肝心の歯痛の原因は親知らずでも何でもなくて歯肉炎による腫れと痛みだったという。「虫歯もなく歯並びも良くて『親知らずまできれいに生えている』って誉められたんだヨー」だとか。ふーん、結局自慢話かい?やれやれ。
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