2016年5月27日金曜日

オバマ広島スピーチ

夕方、オバマ米大統領の広島スピーチをTVで見た。なかなかよく考えられて格調高い内容だった。朝鮮人にもふれるなど政治的背景もきちんと考慮されていた。オバマ大統領の核廃絶への気持ちは良く分かった。しかし一方でアメリカが核保有では世界一という事実もあり、その国の代表が語るのは矛盾しているようだが、現在が長い流れの一時点であり現実と理想の狭間で向かうべき理想を目指すということで理解できた。最後の辺りので広島に来た理由を語り、締めくくりに人類が選ぶべき未来とは何かを語った。

The irreducible worth of every person, the insistence that every life is precious, the radical and necessary notion that we are part of a single human family: That is the story that we all must tell.
That is why we come to Hiroshima,

全ての人間の絶対的な価値を示し、全て生命は大切であるという揺るぎない主張だ。われわれは皆一つの人類という家族の一員であるとの根源的で必然的な考え方だ。これこそ、われわれ皆が伝えなければならない物語だ。これが広島を訪れる理由だ。


That is the future we can choose, a future in which Hiroshima and Nagasaki are known not as the dawn of atomic warfare, but as the start of our own moral awakening.

これこそわれわれが選択できる未来だ。広島と長崎が核戦争の夜明けとしてではなく、私たち自身の道義的な目覚めの始まりとして知られる未来だ。 

オバマ大統領は今のアメリカでの評価より将来の人々の評価を考えてスピーチをしたように思えた。単に謝罪だ戦争犯罪だなどの議論を超越して話していた。アメリカ大統領がこれを話せるまでに70年以上の年月を要したわけか。ともかくも今年の重大なトピックの一つとして間違いなく記憶される出来事だった。

夜は串木野トリオリーグ。海広しDrは休みで代わりにサキシゲさん、タシケントMRが参加した。今月のレンコンはハイスコアコンディションだった。一般ボウラーは知らないだろうが意図的にハイスコアが出やすいようにレンコンを作ることができるのである。私は特に調子の良さを感じてはいなかったのだけれどボールがポケットに寄っていく感じで1ゲームはイージーミスがあったにも関わらず219でその後も226、254とハイスコアを連発した。3ゲーム合計699で最後7本カウントでなければ久々の700シリーズだったほど。でもでもだ。他のチームのメンバーもストライク連発でチーム点では300点があちこち出て3ゲーム目なんか我々が284なのに対戦3チームのうち300を2チームが出して勝ち点をほとんど取れない始末だった。タシケント君は調子悪く180を出すのがやっと、サキシゲさんも同様で全体3位がまた落ちてしまうんかなー。

ハイスコアコンディションはまあ楽しいけれど充実感はあまりない。25年もボウリングをしているとそんなひねくれた(?)印象も持つようになるってか。

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