ヒラメグDrがイギリスから帰国して青雲会病院に挨拶に来た。会うのは去年8月にイギリスに渡って1月の一時帰国した時以来だ。今回は引き払ってアメリカ人の彼氏と結婚の予定もある。ただイギリスでは働けていなかったのでしばらくは日本で病院バイトする必要がありその件もあった。ちょうど土曜勤務が足りず今月末から11月いっぱい土曜午前外来をしてもらうのはすんなり決まった。この他にもうまくマッチングすれば来て欲しいが内視鏡や外来も今すぐに人手不足というわけではない。それに彼氏の都合もあるらしくまだ腰を据えてどこでどう働くかがはっきりしていない。
私やブックリバーDrは「外人の彼氏も言葉や仕事の問題もあるし、しばらく日本とアメリカで離れて暮らせばほとぼりが醒めて別れるんとちゃう」と本人を前にひどいことをしゃべったりしていた。イケメン外人と結婚するのが彼女の夢だったから上手くいってほしいのはやまやまだ。でも、聞けば聞くほど日本語をしゃべれない外人相手との結婚は困難がつきまとい、なんでそこまでして結婚する必要が?と思ってしまう。
お土産にチョコスナック菓子「maltesers(モルティーザーズ)」の大箱をもらった。うわー、これ私大好きなのよね。まぶしたチョコを舐め舐めするのがたまらん!この菓子は海外通販なら手に入るようだが日本では販売しておらずイギリス土産としては最適のものだ。でもこれだけ大きいと家に持ち帰るわけにはいかない。私しか食べる人はおらずデブってしまう。それで医局に置いてみんなにも食べてもらうことにした。
午後は防災訓練があった。いつものように青雲会駐車場に集まって消防隊員の講話を聞いた後、全員で開院36年目の人文字を作ることになっていた。サザンブルーの上から写真を撮るのだと。へーえ、面白そうだ。私は一番前の一人だって?「はい、全員で芝生に移動!」と総務の人に言われぞろぞろ歩きが始まった時、携帯が鳴った。青雲会病院からで「せんせ、救急が来ます」だって。あ、私、救急当番だったわ。あいたー、ついてないなあ。それでみんなとは逆方向へ一人、病院へ帰って行ったのだった。
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