どちらも胃カメラは初めてだったようだが、特にコバカさんは聞けばタバコにアルコールにと不健康な習慣の持ち主だったようだ。事前に撮った腹部CTで「どうも胃の粘膜がえらく肥厚していて何かありそう」という私の読みは当たった。典型的な巨大胃潰瘍だったのだ。ピロリ菌も当然いた。以前はこうした胃潰瘍は珍しくなかったが最近はピロリ菌減少とともに除菌療法もされるのであまり見なくなった。その代わり鎮痛剤常用が原因の胃潰瘍が増えて来ている。コバカさんには「胃もタバコやアルコールが悪さする。それに肺もタバコの吸い過ぎで肺気腫を起こしていていずれ酸素ボンベを抱えて生きていかねばならないですよ」と脅すように指導した。ムッちゃんも言ってやって下さいと言うし。でもこれが胃癌でなくて良かった。検査を嫌がっていてやっと受けてくれる人の中にはすでに手遅れの癌だったというケースがままある。ある意味、コバカさんはラッキーだったよ。
検査しつつ驚く私。隣で余裕かますムッちゃんNs。奥でチラリと覗く湖西種実Ns。
左上の画面にはよーく見ると大きな胃潰瘍が映っています。
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