今日は10月11日に続いてジャズ魔を交えての麻雀だった。あの時は私の負け彼の勝ちだった。今回、結論から言おう。私の勝ち、彼の大負けに終わった。実力にそんなに差があるわけではない(なんてったってジャズ魔は昭和61年の鹿児島県麻雀選手権者で全国大会出場経験もあり)。勝負どころでどっちが上がるかで大きく結果が変わるものなのだ。
まずはある半荘、東3局、親はサブアラドDr。私が以下のような手でリーチした。
ドラ
くそ待ちだが赤ドラ2枚で上がれば満貫クラスだ。ただこの時ジャズ魔の動きが気になっていた。捨牌が中張牌だらけでいかにも国士やっています、だ。リーチ時、1ピンじゃなく打4ピンにしたのも一応警戒してのことだったが、リーチ後にびしびし危険牌を切ってくるジャズ魔を見て不安が増した。しかも么九牌も余らせている。もしや・・。打中、打北の時は「ひやぁ〜!」って声を上げながら切っただよー。
結局終盤に私が辺3ピンをツモって満貫でけりがついたが、ジャズ魔はやはり国士聴牌白待ちだった。そのラス牌はサブアラドDrが握っていて当然オリていた。いやー、きわどかったネー。ジャズ魔もサブアラドDrにもたれているかなと思いつつも役満聴牌をあきらめるわけにいかず突っ張ったってことだ。ふぅ〜。ま、これをジャズ魔が上がっていれば少なくとも大負けにはなっていなかったろう。
このあとは気持ちに余裕の出た私に人生初の手役聴牌が二度も出現した。どちらも上がれなかったけれど雀歴35年で聴牌すら初めてだからこの先上がれるかどうか・・。
一つ目は私が親で7巡目くらいに小四喜字一色というダブル役満を聴牌した。
ポンポン
小四喜は何度も上がっているが字一色は一度も経験ない。ましてやダブル役満聴牌は初めてだった(四暗刻単騎や国士十三面待ちなどローカルルールのダブルは除く)。この時は私の捨牌のあまりの異様さにサブアラド、見せたまえが字牌を完全に絞ってアタリ牌の西、南は出てこなかった。発のみの聴牌をしていたジャズ魔に来たら「出していた」という。「これに振らなかっただけでもある意味ラッキーだった」と彼は胸をなで下ろしていた。これ、もしツモ上がっていたら9万6千点の3万2千オール、全員ドボンだった。こわ。
夜が更け今夜は私の勝ちは動かない気楽な一局の時、とんでもない手を聴牌した。面前での三槓子三暗刻!三槓子という手は出現率は統計上、普通の役満より少なく字一色、清老頭なみだがたったの2ハンという不遇の役だ。だから四槓子が全手役上最難関で幻の役満といわれているのも肯ける。
上の手を聴牌したが私は現物のを切ってオリた。親のサブアラドDrがリーチをしており聴牌にとる打か打は放銃の危険性大と判断したからだ。実際は当たりだった。点棒に余裕があるとこうした芸当もできる。負けが込んでいればどっちかと切って放銃していたかもしれない。
と、ここまで書いたが、やっぱりあの二つの超大物手と超希少手、上がりたかったなぁ。
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